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「おでん=コトコト煮込む」卒業しましょう!【大原千鶴さん】これは新境地!「びっくりするほど美味しい食べ方」

  • 2024年02月29日公開

こんにちは、オイスターソースを余らせがちなヨムーノライターの安達春香です。

野菜炒めやチンジャオロースを作るときに買ったオイスターソース。

数回使ってそのまま冷蔵庫の隅に置きっぱなしにしてしまい、賞味期限切れ……という経験が何度もあります。

今回はオイスターソースを使ったおでんに挑戦。

調理時間はたったの15分ほど、使う調味料は1つだけという衝撃的なレシピに困惑しながら作ってみました。

オイスターソースの新境地!

『きょうの料理(2024年1月17日放送)』で料理研究家・大原千鶴さんが紹介していた「これでおでん」。

この日の放送では、使いきれず残ってしまいがちなナンプラー・焼き肉のタレ・オイスターソースなどの調味料を使った料理を5品披露していました。

「これでおでん」は、中華料理によく使われるオイスターソースで味付けするおでんです。

独特の風味があるオイスターソースで、優しく繊細な味わいのおでんが本当に作れるのでしょうか?

オイスターソースで和食!?料理人・大原千鶴さんの「これでおでん」の作り方

材料(1~2人分)

・さつまあげ(小)…4枚(120g)
・厚揚げ(絹ごし)…1~2個(120g)
・大根…250g
・水…200ml
・オイスターソース…小さじ2
・せりの茎(小口切り)…適量
・生姜(すりおろす)…適量

作り方①厚揚げと大根を切る

厚揚げは半分の大きさに、大根は薄い輪切りにします。

番組では紹介されていませんでしたが、さつまあげや厚揚げの油が気になる方は、熱湯を回しかけて油抜きをしましょう。

表面の油が取れることで味が染み込みやすくなり、見た目の仕上がりも良くなります。

作り方②煮汁を作る

鍋に水とオイスターソースを入れて良く混ぜ、煮汁を作ります。

作り方③具材を加えて煮込む

鍋にさつま揚げと大根、厚揚げを入れて中火にかけ、沸いてきたら弱めの中火にしてときどき混ぜながら5分煮ます。

グツグツと沸騰させ続けると出汁が濁ってしまうので、沸騰しない程度の火加減で煮込んでくださいね。

ちなみに、今回大根を少し分厚く切ってしまったので、沸騰してから10分くらい煮込みました。

加熱時間を短縮したい方は、スライサーを使ってできるだけ薄く切ると良さそうです。

大根がやわらかくなったらお皿に盛り付け、せりと生姜をトッピングして完成です。

確かにコレはおでんだ!

おでんというと1時間くらいコトコト煮込まないといけないイメージがあるので、こんなに早く出来るのはありがたいですよね。

大根を薄く切ったことで短時間でもしっかり味が染み込んでいます。肝心の味はというと、想像以上におでん!

いつも食べているものとは少し違いますが、いろいろな具材を長時間煮込んだような複雑な味わいに仕上がっています。

おでんは、さつま揚げやがんもどき、つくね、ちくわ、ごぼう天など、具材を入れれば入れるほど、いろんな旨みが合わさって味に深みが出ます。

「これでおでん」は大根とさつま揚げ、厚揚げしか入れていないのに風味が豊か。

ほんのりと牡蠣の香りもします。
オイスターソースは、牡蠣を茹でた汁を煮詰めて、砂糖や塩、酢などの調味料で味付けしたもの。

牡蠣には昆布と同じうま味成分「グルタミン酸」が含まれているので、和風出汁に近いような味がするんです。

トッピングしたセリは、三つ葉やセロリのような独特の爽やかさがあり、味にアクセントを与えてくれます。

また、生姜の風味とじんわりくる辛みで、優しいおでんの味がより引き立ちます。

おでんの薬味といえばカラシ一択だと思っていたのですが、おろし生姜も良い!
新しい楽しみ方が増えました。

もうオイスターソースの使い道に迷わない!

調味料1つで複雑な味わいのおでんができました。

短時間で作れるので、突然おでんが食べたくなった時もコンビニまで走らなくていい!

これまで中華料理にしか使い道が無いと思ってたオイスターソースが、和食にも使えるとは驚きです。使い切れずに余らせている方はぜひ作ってみてくださいね。

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

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