2023/11/15よりくふうLIVE!はヨムーノに名称変更しました。

転職する?天職実態調査~2人に1人は、「天職」に就いている!~天職実態調査

  • 2021年03月22日更新

日本では少し前まで、新卒で入った会社に定年まで勤めることが一般的でしたが、今は転職も当たり前になりました。また、雇用形態も正社員だけでなく、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなど様々です。そんな働き方が多様化してきた現代において、「天職」と思える仕事に就けている人はどれくらいいるのでしょうか。
今回、オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、20~69歳の就労している男女1,106名を対象に、「『仕事』に関するアンケート調査」を行いました。まず、「今の仕事は、あなたにとって『天職』だと思いますか?」という質問をしました。結果、「そう思う」と回答した人が17.4%、「まぁまぁそう思う」が37.5%、「あまりそう思わない」が27.0%、「そう思わない」が18.1%でした。「そう思う」と「まぁまぁそう思う」を合わせると、54.9%が今の仕事を「天職」だと思っていることが分かりました。「天職」だと思う理由として特に多かったのは、「楽しい・好きだから」、「自分に合っているから」でした。また、「あなたの考える『天職』とは何ですか?」という質問をすると、最も多くの人が選んだのは、「自分の能力が活かせる仕事」でした。

54.9%が、今の仕事を「天職」だと思う、と回答。

始めに、「今の仕事は、あなたにとって『天職』だと思いますか?」という質問をしました。結果、「そう思う」と回答した人が17.4%、「まぁまぁそう思う」が37.5%、「あまりそう思わない」が27.0%、「そう思わない」が18.1%でした。「そう思う」と「まぁまぁそう思う」を合わせると、54.9%が今の仕事を「天職」だと思っていることが分かりました。
「『天職』だと思う」、「『天職』だと思わない」と回答した人それぞれに、その理由を聞きました。「『天職』だと思う」と回答した人から最も多く挙がったのが、「楽しい・好きだから」でした。具体的には、「仕事をしていて楽しいから」(60歳/男性)、「好きな仕事だから」(26歳/女性)などが挙がりました。次に多かったのは、「自分に合っているから」。「人当たりが良いのが営業職に合っている」(47歳/男性)、「定型的な業務内容が性格に合っているから」(32歳/女性)といった意見が聞かれました。次は同率で、「やりがいがあるから」、「長く続けてきたから」、「能力・スキル・資格などを活かせていると思うから」が多く、一方、「『天職』だと思わない」と回答した理由として最も多かったのは、「つまらない・好きじゃないから」で、「仕事をしていても、楽しみを感じないから」(56歳/男性)などの声が聞かれました。次に多かったのが、「自分に向いていないから」、そして「やりがいがないから」でした。具体的には「もっと自分に合う職業があると思うから」(39歳/男性)、「特に仕事にやりがいが見出せないから」(28歳/女性)などが挙がりました。以上のことから、自分の仕事を「天職」と思えるかどうかは、仕事に「楽しさを見出せるか」、「適性を感じられるか」、そして「やりがいを見出せるか」という点が特に大きなポイントとなるようです。
ちなみに、年代別に今の仕事を「天職」だと思っている人を見ると、20代は47.1%、30代は51.5%、40代は53.6%、50代は56.9%、60代は65.5%と、年代とともに割合が上がっていきました。若いうちはどうしても、能力や経験、スキルが未熟であり、大きな仕事を任せられることも少ない。しかし、経験を積んでいけば能力が磨かれ、できることが増え、任される仕事の規模も大きくなっていきます。そういった点で、社会人経験の長い人の方が、仕事に楽しみや、やりがいを見出し、「天職」だと思う人が多いのではないでしょうか。

あなたの考える「天職」とは?第1位は「自分の能力が活かせる仕事」。

次に、「あなたの考える『天職』とは何ですか?」という質問をしました。回答は12個の選択肢のなかから、最も当てはまると思うものを1つ、選んでもらいました。結果、最も多くの人が選んだのは、「自分の能力が活かせる仕事」で、19.5%でした。その他、特に多く選ばれたのは、「自分のやりたいことができる仕事」が16.3%、そして「やりがいが得られる仕事」が16.2%、「自分の性格に合っている仕事」が14.5%でした。
年代別に見ると、20代で最も多く選ばれたのは「自分の性格に合っている仕事」、2番目は「自分のやりたいことができる仕事」、30代は「やりがいが得られる仕事」と「自分のやりたいことができる仕事」、40~60代は最も多かったのが「自分の能力が活かせる仕事」、2番目は40代が「自分のやりたいことができる仕事」、50代と60代は「やりがいが得られる仕事」でした。こう見ると、年代によって「天職」に対する認識が異なることが分かります。やはり20代はまだキャリアが浅いこともあり、まず自分の性格や、やりたいこととマッチしているかを重視する傾向にあると言えます。一方、経験を積んだ50代、60代はそれよりも、自分が身につけてきた能力やスキルなどが最大限発揮できるか、仕事に価値が見出せるか、を重視しているようです。

87.8%は、一生のうちに「天職」と思える仕事を見つけた方がいい、と回答。

最後に、今の仕事が「天職」だと思う人に、「一生のうちに、『天職』と思える仕事を見つけた方がいいと思いますか?」という質問をしました。「そう思う」と回答した人が42.5%、「まぁまぁそう思う」が45.3%、「あまりそう思わない」が9.9%、「そう思わない」が2.3%と、実に87.8%が「『天職』と思える仕事を見つけた方がいい」と回答しました。
一方、今の仕事が「天職」だと思わない人に、「一生のうちに『天職』と思える仕事を見つけたいと思いますか?」と聞いてみました。すると、「そう思う」が24.2%、「まぁまぁそう思う」が22.6%、「あまりそう思わない」が30.8%、「そう思わない」が22.4%でした。「そう思う」と「まぁまぁそう思う」を合わせると、46.8%でした。

※調査概要
有効回答 20~69歳の就労している男女 1,106名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2015年2月10日(火)~2月17日(火)

この記事を書いた人
オウチーノ総研 清水

こちらもどうぞ

人気記事ランキング 24時間PV集計

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ