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「みかんは常温でしょ」←これNG!!【スーパー青果部】が教える「少し暖かくなった季節」の正しい保存法

  • 2024年03月02日更新

こんにちは、八百屋歴10年でヨムーノライターの青髪のテツです。

だんだん春が近づいてきましたね。この時期色々な果物が出回るのですが、基本的に売り上げの中心になるのは、いちごとみかんです。

みかんも終盤が近づいてきて、この時期になると晩成種ばかりになってきますが、それでもみかんはまだまだ人気があります。個人的には、せとかやデコポンが出回るので、そちらにもチャレンジしてみてほしい思いもあります。

そんなみかんですが、以前お客さんから「みかんを保存してたらいつの間にかカビが生えて捨てちゃったのよ」という話を聞きました。

みかんは季節によって保存方法を変える必要があるので、詳しくご紹介します!

気温10度以下の季節は!みかんを「常温」で保存しよう

みかんの最適保存温度は5〜10度と言われています。気温が低い季節は、暖房がきいていない場所(玄関など)で常温保存が可能です。

スーパー青果部流のみかんの常温保存方法を紹介します。

①通気性の良いかごにペーパータオルを敷く

②ヘタを下に向けたみかんを敷き詰める

③保存したいみかんがまだあれば、並べたみかんの上にペーパータオルを敷く

④さらに重ねる(2段まで)

この方法で常温保存したみかんはおよそ「3週間」もちます。ただし、元のみかんの状態次第なので、なるべく早めに食べ切りましょう。

少し暖かい季節は!みかんを「冷蔵」で保存しよう

春や秋などの少し暖かい時期は、みかんを野菜室で保存しましょう。

乾燥に弱い果物なので、基本的に冷蔵庫での保存は不向きではありますが、少し手間をかけることで長持ちさせることができます。

みかんを冷蔵保存する際の手順を紹介します。

①みかんを1つずつペーパーでつつむ

②数個まとめて保存袋に入れる 

③野菜室で保存

ポイントは保存温度と乾燥予防です。

冷蔵庫内でみかんの最適温度に合う場所は、意外かもしれませんが「野菜室」です。冷蔵室はみかんにとって寒すぎるため、入れないようにしましょう。

また、冷蔵庫内はとても乾燥しているので、乾燥対策のためにペーパーでつつみ、保存袋に入れてあげましょう。そうすることで水分が飛ばないので、適切な水分量を保つことができます。

この方法で冷蔵保存したみかんの保存期間はおよそ「2週間」です。低温を好むカビもいるので、冷蔵庫の中に入れたからといって安心せずに早めに食べ切りましょう。

みかんの保存方法まとめ

今回は、季節ごとにみかんを長持ちさせる方法を紹介しました。

ぜひ今回の方法を使って、購入したみかんを最後までおいしく食べて頂けると嬉しいです。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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