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え!家族全員で買い出しはNG!?【スーパー店員がやってる】本当は教えたくない「食費が減る」節約術

  • 2024年04月16日公開

こんにちは、スーパーの店員歴10年の青髪のテツです。

物価高がまだ続いていて、特に食品の値上げが止まりませんね。買い物後にレシートを見てため息をついている方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、生きるために食べるものは必要ですから、食品を買わないわけにはいきませんよね。

そんなお悩みを持つ方に向けて、物価高騰時代に「スーパー青果部の私が実践している節約術」を3つ紹介していきます。

節約術①買うものをメモしてからスーパーに行く

食費の節約で一番重要になるのが、無駄なものを買わないことです。

安いものをたくさん買っても食べきれずに捨てちゃうくらいなら、多少高くても必要なものだけ買って使い切る方が結果的に節約になるんです。

必要なものをメモしてからスーパーに行くことで無駄な食品を買ってしまうことが減ります。

「そこまでしなくても無駄なものなんて買わないよ~」と思うかもしれませんが、スーパーはお客さんにより多くの商品を買ってもらうために、様々な仕掛けをしています。

例えば極端に値段を下げる価格戦略。これは入り口付近の青果コーナーや嗜好品であるお菓子コーナーなどで行われることが多いのですが、入り口付近でまず一品カゴに入れてもらうことで、その後のお買い物で買う量が増える傾向があります。

それに基づいて青果コーナーで激安商品を置く戦略をとるお店が多くあります。ドラッグストアの入り口や店頭に激安のお菓子を置くのも同じ考え方です。

また、何個買ったら何円引きというバンドル販売。これは単純に買う量が増えることが期待できます。

他にも生鮮食品の近くに関連のあるタレなどを置く関連陳列でまとめ買いを誘発するなど、何を買うか決めていない人はこういった戦略にはまりがちです。

結果的に買う予定のなかった品物がたくさんカゴの中に......という結果になってしまう方が多くいるんです。

節約が苦手だと感じている方は、あらかじめ広告を見て、冷蔵庫の中の在庫を把握し、献立を決めて買い物メモを作ってからスーパーに行くと良いですよ。

節約術②週1で野菜スープを作る

使いきれずに残った野菜をよく捨ててしまう方におすすめなのは、週一で野菜スープを作ること。

毎週かならず曜日を決めて、冷蔵庫にある全ての野菜を入れた野菜スープを作ることで、野菜を捨てる機会がほぼゼロになります。

節約術③嗜好品・加工食品を控える

節約をする観点で、なるべく嗜好品を買わないというのも重要になります。

食品でいうところの嗜好品とは、日々必要な3食とは別の、お酒やおつまみ、お菓子といったものです。

嗜好品を買う機会を減らすためには、なるべく少人数で買い物に行くと良いです。

家族全員で買い物に行くと、お父さんがビールをカゴに入れて、お子様が玩具菓子をカゴに入れて...と徐々に買い物カゴが嗜好品でいっぱいになっていきます。なので、一人で買い物に行くと節約につながります。

また、惣菜やお刺身、カットフルーツなどの調理に手間がかかる商品は商品代金に食材費+人件費が含まれているので、割高です。

これらを買うことは、一度の買い物単価が上がるので、節約とは真逆の行動となってしまいます。当たり前の話にはなりますが、加工されたものではなく、なるべく未加工の食材を買って家庭で調理することを心がけることで節約につながります。

といっても、これに関しては我慢しすぎてストレスになってしまってもよくないので、参考程度にして頂けたらと思います。

食費だけ切り詰めずにほかも見直そう

今回は物価高騰時代に、私が実践している節約術3選を紹介しました。

ニュースの影響で食品の値上げが目立ちますが、私としては食費を見直すだけではなく、スマートフォンを格安スマホに変えたり、光熱費を見直す行動をした方が効果的な家庭が多い印象を持っています。

食事は生きる上で重要な要素になってきますので、先に他の要素を見直してそれでも必要なら最終的に食費を節約するという方向で考えるのが良いのかなと思っています。

そのような方はぜひ今回の記事を参考にして頂けたらと思います。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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