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湿気取り・湿気対策9選!実際に試してみた&ダイソーグッズ紹介

  • 2023年07月10日更新

部屋の湿気対策9選を紹介します。即効性のある部屋全体の湿気取り3つは、実際に試して湿度を計ってみました。

ダイソーなどの100均グッズや、重曹、炭、新聞紙など身近なグッズを使った、簡単に取り入れられる湿気取りも!

こんにちは!ヨムーノライターTOMOです。

掃除しているはずなのに、気が付いたらカビが生えて…。そんな経験されている方も多いのではないでしょうか?実はそのカビ、湿気が大きく関係しているんです。ジメジメしがちな梅雨時期はもちろんですが、乾燥のイメージが強い冬も湿気には気を付けなければいけません。

そこで今回は、湿気がたまる原因とその対策を紹介していきます。原因を理解しながら、快適に過ごせる空間を作っていきましょう。

湿気は空気に含まれた水蒸気

通常、空気には水蒸気が含まれており、この水蒸気のことを一般的に湿気といいます。1年間を通して湿気に注意したいのが、梅雨の時期と気温の下がる冬です。

梅雨は雨、冬は結露の影響で部屋に湿気が溜まりやすくなります。

冬は暖房などで空気を暖めるため、乾燥ばかり気にしがちですが、お部屋を暖めることが湿気を生んでいる原因でもあります。空気は温度が高ければ水蒸気を多く含めますが、温度が低いと空気に含める水蒸気が少ないため水滴となって現れます。これが結露です。

適切な湿度はどのくらい?

人が快適に過ごせる湿度は40%~60%の間です。

6月の、1日中シトシト雨が降る日の室内の湿度を測ってみました。

8畳ほどの部屋で、ドアを閉め切っていると69%の湿度。部屋にこもって作業をしていると簡単に60%を超えてしまいますね。

湿気が溜まり続けるとどうなる?

家具などの劣化・カビにつながる

触れてわかるほどじっとり、ということはありませんが、家具などに水分がついてカビや臭いの原因になります。また、棚やテーブルなど木製の家具の剥がれの原因にもなります。

部屋干しした服が生乾きになる

洗濯物もなかなか乾かず、生乾きの臭いが発生します。

部屋全体にカビが生え、カビ臭さが出る

カビは、湿度・温度が高く、ホコリがあり、風通しが悪い場所で繁殖します。水回りはもちろん、クローゼットの中、靴箱の中などもカビの発生しやすい条件を満たしています。
梅雨の時期は湿度が高くなるので、これまでカビを見つけたことのない場所にも発生するかもしれません。

湿気対策9選

湿気は空気がこもりやすい場所で発生することが多く、それぞれに適した対策をしなければいけません。とくに窓のないクローゼットや湿気ととっても切れない布団は除湿対策を入念に見直していきましょう。

窓を開けて換気をする


一番手軽にできるのが部屋の換気をすることです。雨が降っていない日は積極的に窓を開けて換気しましょう。

湿気がたまる原因は、湿気の逃げ場がないことが考えられます。2ヶ所以上窓やドアを開けて、お部屋全体に風の通り道を作ってあげるとよいでしょう。


この後、陽が登ってきたので湿度が67%に。やはり晴れている日ほど窓開けの効果が高いです。

▽花粉や大雨で窓が開けられないときは、サーキュレーターで風の流れを作ってみよう。シンプルを極めた美しいデザインのサーキュレーター。

除湿機を使う

天気や時間などを考えずにいつでも除湿したい場合は、除湿機が向いています。
衣服乾燥機能がついている除湿器なら、部屋干しの洗濯物もしっかり乾かしてくれます。エアコンの除湿機能より電気代がかからないですし、除湿したい場所にも移動できるのでとても便利です。

小部屋やクローゼット用の小さな除湿機を使いました。大型のものならもっと効果が出そうです。

▽除湿機能だけではなく、衣類乾燥機能が付いている除湿機。シンプルでインテリアの邪魔にならないのも魅力的!

クーラーの除湿機能を使う


クーラーについている除湿機能を使って除湿すると、部屋の温度と湿度が下がり生活しやすくなります。室内の空気をクーラー内部に取り入れ、温度を下げます。温度が下がると空気の中の水分が水滴になり、クーラーのホースで外に排出される仕組みです。

ここからは、寝室や収納など小さめな空間でできる湿気対策を紹介していきます。

寝室で布団乾燥機を使う


人は寝ている間にたくさんの汗をかきます。布団は汗を吸収するので、そのままでは湿った状態が保たれてしまい、夜寝るときに気持ち悪いと感じることもあるでしょう。

そんなとき便利なのが布団乾燥機です。天日干しできる場所がない、ベッドだから天日干しできないときには乾燥機で布団をふかふかに!ダニモードのある乾燥機であれば、害虫対策もできますよ。

▽有名メーカーの布団乾燥機を実際に使ってみました!

寝室や収納に除湿マットを敷く

ふかふかの布団に寝たいからといって、毎日天日干しをするのは大変だし布団乾燥機も電気代が気になる…。そんなときは、除湿マットで布団の除湿をしましょう。

これまでに布団が黒い斑点ができたことがある…という方、それはカビです。除湿マットはは布団の湿気を吸収しカビを防いでくれます。湿気がサイン付きや乾燥させることで再利用できるもの、洗濯できるものなど種類があるので用途に合わせて選びましょう。

収納に除湿剤を設置する

クローゼットは洋服などのものがたくさん収納されているため風の通りがなく、湿気がたまりやすい場所のひとつです。クローゼットやタンスの中は除湿剤で湿気対策をするのがおすすめ。

据え置き型

ダイソー「約800ml湿気取り」110円(税込)
photo by コマキ

据え置き型は容器タイプが主流です。広い空間の湿気を吸い取ってくれるため、クローゼットや押し入れの中にポンと置いておくだけで◎ 容量も500mlと多く水分を吸収してくれるものもあるため、交換の手間も省けます。湿気は下にたまりやすく、シンク下や洗面所などさまざまな場所に向いています。

シート型

photo by ソレールナ

タンスの中やクリアケースの中にはシート型の除湿剤を入れておきましょう。ノートのように薄いので、場所も取らずにしっかりと湿気と吸収してくれます。

ハンガー型

photo by 海老原葉月

クローゼットの除湿対策にはハンガー型の除湿剤もおすすめです。衣類の間にかけておけるので、クローゼットに入り込んだ湿気を素早く吸収してくれます。それでも、クローゼットやタンスには湿った衣類をしまうのではよくありません。生乾きはもちろん雨などに濡れたときも乾燥させてから収納しましょう。

収納に重曹を置く


掃除や料理で使われることが多い重曹も除湿対策として便利なアイテムです。小瓶やお皿などに入れておくだけで除湿効果があり、嫌なニオイも吸着してくれます。 湿気を吸い固まってきたら、お掃除に再利用できるのでお財布にも環境にも優しい除湿方法のひとつです。

▽家事に重曹が欠かせない!お掃除のプロが実践している重曹活用術

収納に炭を置く


炭には目に見えないほどの穴が無数に開いていて、湿気と臭いを吸着してくれます。クレイ(炭)洗顔など美容でも人気ですよね。広い場所には適していない方法ですが、臭いのこもりやすい靴箱や冷蔵庫に適した方法です。

収納に新聞紙を敷く


新聞紙には湿気を吸着する性質があります。靴箱や押入れのすのこの下などに敷いておけば、泥汚れも防げて一石二鳥です。汚れが気になってきたら取り換えればいいので、お手入れも簡単。雨の日や雪の時期は、新聞紙が濡れてしまうので別の除湿方法と併用するとより効果が高まります。

まとめ

湿気がたまる原因は空気がこもってしまうことでした。窓を開けたり換気扇を付けたり、空気の通り道を作りお部屋全体の換気をして湿度を調整しながら、湿気やカビの気になるところの湿気対策をしていくとより快適に過ごせます。

湿気対策ができるおしゃれな家電やコスパのいい100円ショップのアイテムを使いながら、梅雨時期や冬の湿気の多い季節を乗り越えましょう!

この記事を書いた人
無ければ創作する!自然大好きママライター
TOMO

超のつくめんどくさがり屋ということもあり、プチミニマリストで時短テクが大好き!普段は一児の母としても奮闘中。ハンドメイドをするのも、見るのも好きな転勤族の妻です!

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