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【鶏がらスープの素は使わない】意外と簡単に「美味しい鶏スープ」ってできるんです。ワクワクする食べ方も

  • 2024年04月08日公開

こんにちは!出汁やスープはできるだけ、自分でとりたいと常々思っているヨムーノライターやまだかほるです。

温かい汁物があると、それだけでご飯が成立したり、ほっとするように思いますが、出汁やスープを取るのは面倒、と感じることも多いもの。

今回は私がいつもしている鶏のスープのとり方と、それを使った簡単な汁かけご飯をご紹介しましょう。

自然な味わいのまろやか鶏スープ

出汁の素や出汁パック、鶏がらスープの素など、手軽に使えるものもたくさんありますが、野菜、魚、肉、乾物などの素材は、煮れば普通に旨みは出るものと考えて、あまり苦にならない方法で自然なスープを取るようにしています。

ストックできる「簡単鶏スープ」の作り方

材料(作りやすい分量)

・鶏もも肉…1枚
・鶏胸肉…1枚
・水…1L
・しょうが…ひとかけ
・長ネギの青い部分(あれば)…1本分

作り方①煮る

材料を全て鍋に入れて火にかけます。

一度温度を上げたいので、中〜強火でしっかり加熱します。

作り方②アクを取る

①の鍋が沸々としてきたらアクが出てくるので、できるだけ丁寧に取り除きましょう。

アクを取った後、中火に落として20分くらい加熱して火を止めます。 

作り方③濾す

食材に火が通ったらしょうが、ネギを引き上げましょう。鶏肉はしばらくスープの中に入れておくと、しっとりするうえ旨みが戻ってきます。ある程度冷めたらぼんざるに濡らして絞ったさらしふきんかペーパータオルを敷き、スープをこしましょう。

はい、これで出来上がりです。材料を入れて火にかけておくだけといえばそれだけ。アクを取るついでに鍋の中の様子を見つつ、火が通ったなと思ったところで終了です。

料理への展開① 汁かけご飯(鶏飯もどき)

こんなふうに鶏肉を煮たら、まず作るのが鶏飯のようなものです。適量のスープを取り分け、塩と醤油、酒、みりんでちょっと濃いめに味をつけます。

どんぶりに白ごはんをよそい、スープに入っていた鶏もも肉をぶつ切りにしたもの、椎茸を甘辛く煮たもの、卵焼きなどをのせて青ネギを散らしてから熱々のスープをかけていただきます。

料理への展開② 棒棒鶏

鶏胸肉を割き、きゅうりの細切りを添えてごまだれをかけていただきます。

スープも使ったごまだれの作り方はこちら⇩の記事でご紹介しています。

【驚異的に美味しい...】ホテルの朝食で惚れた「ごまだれ」なんとか再現!まるで"高級和食屋さん"おすすめ2選

料理への展開③ ラーメン

せっかく美味しい鶏のスープが取れているので、濃いめに味付けし、細目の中華麺を茹で上げ、煮卵や長ネギの細切りをのせてラーメンにしていただくのもご馳走です。

料理への展開④ スープ

スープにただ塩と醤油で味を入れ、長ネギの細切りや小さく賽の目に切った豆腐などを入れてさっと煮て、仕上げに黒胡椒を引いていただくのもほっとする一品になりますよ。

保存方法

スープはジッパー付きの保存袋に小分けにして冷凍しましょう。1ヶ月程度は問題ありません。

鶏胸肉ももも肉もざっくりと割くか切ってスープに浸けた状態で冷凍します。液体に浸かっていることで解凍してもパサパサにならず、美味しくいただけます。

いつもの鶏肉で本格スープを

鶏ガラを煮ないと本格的なスープにならないと考えると億劫に感じてしまいますが、いつも買うもも肉や胸肉で作るならハードルがグッと下がります。

手羽先などの骨が付いているもので取るともっと濃厚なスープになりますが、その先の料理への展開を考えると、胸肉やもも肉の方が使い勝手がいいように思うので、筆者はもっぱらこの2種類の部位を使うことが多いです。

難しく考えず、とりあえず水を張った鍋に鶏肉を入れて煮るだけでも、実のところ十分。スープが取れたら味を入れる前に、香りを嗅ぎ、そして飲んでみてください。

チキンスープの素を使わなくてもチキンスープの匂いと味になってるって当たり前といえば当たり前のことに、驚きつつ嬉しい気持ちになり、これを使って何を作ろうって考えるとワクワクしてきますよ。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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