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なんか素敵...【フランスではお正月にコレ食べてます!】「運試しのゲーム要素」が由来のお菓子が美しい

  • 2023年12月31日公開

こんにちは、自称:フランスオタク!食べることが大好きなヨムーノライターのRitaです。

やっと冬らしい寒さの日々が続き、新しい年の足音も聞こえてきました。
来年は、どんな年にしたいですか?良い年になるように、いつもと違った新年の迎え方をしてみませんか?

フランスでは、家族や友人たちと年明けに食べる伝統的なガレット・デ・ロワがあります。バターたっぷりの濃厚なお味はもちろん、運試し的なエンターテイメントもあって人と集まる機会の多いオススメのお菓子です。

このお菓子を使った、フランス流新年の迎え方をご紹介します。

ガレット・デ・ロワとは?

アーモンドクリームを包んでさっくりと焼かれたパイ菓子のこと。太陽や月桂樹などのモチーフを刻んだ美しい表面を見るのも、ガレット・デ・ロワを食べる楽しみのひとつです。

フランスで公現祭の1月6日に食べる伝統的なお菓子ですが、現地では1月いっぱいパン屋さんやケーキ屋さんで購入できる定番のお菓子です。

日本語で「王様のお菓子」という意味のガレット・デ・ロワは、運試しのゲーム要素から名付けられたもの。

フェーブという陶器製の小さなお人形を生地の中に入れて焼き、食べる時に分けられた自分のピースにフェーブが入っていた人は当たり!
祝福を受け、王冠を被って、その日を「王様」として過ごします。その幸運は1年続くと言われています。

美味しくて楽しめるなんて、新年早々ワクワクしますね!

お店やその年ごとにバラエティ豊富なフェーブは、コレクションする人も多く、毎年集めたフェーブを棚に飾って楽しんでいるんだとか。

ピカールのガレット・デ・ロワ

今回は、フランス生まれの冷凍食品専門店ピカールで手に入るガレット・デ・ロワをご紹介しましょう。お値段はひとつ1,599円(税込)。

※12月28日現在、オンラインショップでは在庫切れ

オシャレなパッケージに入っているのは、冷凍の状態で焼かれていないガレット・デ・ロワと王冠が1つずつ。

フェーブは、購入の際にレジでもらいます。筆者は、こんなに可愛いフェーブを受け取りました。

早速作ってみましょう。

180℃で45分、嬉しい焼きたてが楽しめる

初めに、オーブンを180℃に余熱。
オーブンシートを敷いた天板に凍ったままのガレット・デ・ロワをのせ、オーブン中段で45分焼きます。

焼いている間、部屋中に広がるバターのいい香り。既にフランスのケーキ屋さんに迷い込んだような気分を味わえます。

焼いている間に、同梱されていた王冠を作りましょう。片端をもう一方の穴に差し込むだけで簡単に可愛い王冠の出来上がり。

焼き上がりは想像以上に膨らみました。織り込まれたパイの層が美しいですね。

手で触れるくらいに冷ましたら、フェーブをパイの裏側から差して埋め込むように隠します。

表面からはどこにフェーブが隠れているかわかりませんね。これで、みんなで探し当てて楽しむ準備ができました。

王様は誰かな?

切り分けて、それぞれ自分のお皿にとったらフェーブを探しながら食べましょう。フォークで小さめに切って食べることで、隠されたフェーブを見つけやすく、誤って口に入るのを防ぎます。

幸運のフェーブは見つかりましたか?

こぼさずに食べるのが難しいほど、サックサクのパイ生地。濃厚なバターの香りの中に、アーモンドの風味が豊かに広がります。バターたっぷりなのに重すぎず、ペロリと食べられて、1ピースと言わずもっと食べたいくらい。

最近では、フランスや日本のケーキ屋さんでも誤飲等を防止するために、陶器製のフェーブの代わりにアーモンド1粒を代用している場合もあります。子どもの誤飲等が心配な場合は、アーモンドやナッツの代用をお勧めします。

フランス気分の新年

いかがでしたか?家族やお友達と一緒に、今年はちょっとフランス風に楽しむのもいいですね。

ピカールのガレット・デ・ロワで新年の運試し、是非楽しんでみてください。

この記事を書いた人
オーケー歴15年!グルメライター
Rita

お得に楽しめる美味しい食材を見つけに、オーケーに通い続けること15年。大好きなワインに合うメニューを考えてお料理している時間に最高の幸せを感じるライター。日本や世界の各地で美味しいものを食べて鍛え抜いたこの味覚で、あなたにピッタリの美味しいものをご紹介します。

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