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DIY界が震撼!?置くだけでおしゃれ!SDGs!【憧れウッドデッキ】簡単すぎる作り方大公開@千葉県長柄町

  • 2023年11月12日公開

こんにちは、木こりの源です。

千葉県長柄町で、荒廃林の杉を伐採してログハウスを作るセルフビルドに邁進中。いつもは家づくりの連載記事を書いています。
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今回はその番外編!
長柄町での4年に及ぶ"女性が中心となってのログハウスづくり"の集大成、「テラスを作る!」です。

ウッドデッキの常識を覆す!?SDGsでおしゃれなデッキ材と出会った〜

外装、内装ほぼ完成し、ラスト作業はテラスづくり。
ログハウスのテラスは、やっぱりウッドデッキ(木材または合成木材などで作る木製のテラス)でしょ!

ってことで、ウッドデッキにしますっ…て、ちょっと待ったーーー!

ねるとん(古…)並みの、「ちょっと待った」で始まったテラスづくりですが、テラスはウッドデッキの常識をくつがえす、「ハンディウッド」というデッキ材を使うことにしました。

通常、ウッドデッキづくりで欠かせないのは"ハードウッド"!
文字通り、硬い天然木を用いて、雨などに強く耐久性の高いウッドデッキをつくります。

今回使うのは、「ハンディウッド」。直訳すると「便利な木??」

ホバーで突っ込むウッディ大尉は有名だけど、ハンディウッドさんは初耳ですね。
この気になる木、どんなデッキ材なのか見ていきましょう!

「ハンディウッド」の特徴は大きく2つ!

今回、僕たちが数あるデッキ材の中から「ハンディウッド」を選んだのには、大きく2つの理由があります。

1)我々の活動にピッタリ!SDGsなデッキ材
2)施工が簡単!即おしゃれ!

ここから、それぞれのポイントを詳しく説明していきます!

推しポイント1)我々の活動にピッタリ!SDGsなデッキ材

今回選んだデッキ材は、めっちゃSDGsなんです!
「ハンディウッド」を取り扱うメーカー、ハンディテクノさんは元々、役所やイオンモール・公園など大型施設のデッキ材を作っている会社。案外身近なところで使われているんですね。

▼実際の施工例

そして、理念は「燃やさない、捨てない」、「自然への貢献、人類への貢献」となっており、このプロジェクトと親和性があります。
今回使用させてもらうハンディウッドは、容器包装リサイクルプラスチックを使用した唯一の再生木材なんです。
この木は、リサイクルの木だったんですね!
さらに、ハンディウッドがめっちゃSDGsなポイントを見てみましょう。

①100%リサイクルできる

廃プラスチックからリサイクルでき、さらにハンディウッドもリサイクルできる、と言う優れもの!
まさに、"無限!?ハンディウッド"なのです。

②CO2排出削減

木材・プラスチックを燃やさず、新たな製品の原料としてハンディウッドに再利用することでCO2を排出削減しています。

重量換算:ハンディウッド1 t につき CO2 1.5 t 排出削減

面積換算:ハンディウッド1 ㎡ につき CO2 25 kg 排出削減

推しポイント2)施工が簡単!即おしゃれ!

DIY女子部にとって、「簡単」「おしゃれ」はポイント高い!
さらに「耐久性も高い」ってどんだけ!?
というわけで、本当に嬉しかった3つのメリットをご紹介します。

女子部的メリット①ナチュラルおしゃれな風合い

あえて溝の幅をランダムにして、見る角度によって陰影が変わり、木の自然な風合いを再現しているそう。 今回は「グレー」の色を選びましたが、木の家と自然とマッチしてくれました。

並べると確かに味わいがある表面

女子部的メリット②高耐久

木材とプラスチックの融合で、腐らず、定期的な塗装・防水処理がいりません。
保育園でも使われているくらい安全で、他デッキ材と比べて退色が少なく、汚れたら中性洗剤でデッキブラシか高圧洗浄するだけでOK。

女子部的メリット③設置が簡単!

というわけで、本当に「これでいいの!?」ってくらい簡単だった、ハンディウッド施工方法、超簡単ステップ2をご紹介!

ステップ①:置く床を作る
大引の上にコンパネ、防水紙、ケイカル板の順にはって床をつくります。
デッキの周りに2×6材を防腐塗装したものをまわして、枠をつくります。

ステップ②:置くだけ!ひたすら並べる
端にフックが付いているので、フックをはめ込みながら、ひたすら並べていきます。

端は、手ノコや丸ノコ、ジグソー等で簡単に切れます。

本当に、ひたすら並べるだけ!

SDGsな活動にピッタリのSDGsな商材で、おしゃれなデッキが超簡単に完成しました!

結論!
DIY界隈的に、「デッキ材料と言えば、ハードウッド」という固定概念を打ち崩す、画期的な「ハンディウッド」は、選択肢に加えるべき素材なのでした!

この記事を書いた人
NPO法人ふるさとネッツ理事/セルフビルドプロデューサー/木こり/移住定住コーディネータ―/長柄町TVディレクター
木こりの源

2017年より、NPO法人ふるさとネッツの理事となり、荒廃林を自ら整備して排出された杉材を使いログハウスをセルフビルド。 このノウハウを活かして、現在は東京と千葉を往復する2拠点生活を実践しながら、「セルフビルドサポーター」の資格制度を作り、多くの地方がめざす地域創生を「林業」から実現する日本初のモデルとなるべく邁進中。

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