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「プチプラで揃う」「自宅が避難所」【大雨注意】被災経験ママ直伝「今すぐできる」防災術&アイテム

  • 2024年04月09日公開

こんにちは、ヨムーノリーダーズで、整理収納アドバイザーの海老原葉月です。

みなさん、日頃から災害の備えはしていますか?最近は台風や地震、豪雨など、さまざまな自然災害が増えていますよね。備えなくちゃ!とは思っているものの、何をどうしたらいいのかわからないという方も多いのでらないでしょうか?

私は東日本大震災と、令和元年房総半島台風と、地震・台風のどちらも被災経験があります。その経験から、今すぐできる防災や、そのポイントをご紹介します。

家の中の【避難動線】を見直す

実は、かつては"汚部屋の住人=ゴミ屋敷"でした。東日本大震災が起きた当時は、脱ぎ捨てたコートや服、バッグが床中を埋めつくし、足の踏み場もないほどでした。

こんな状況で大地震が発生したら、どうでしょう?

避難のために家中の扉を開けに行きたくても、床に置きっぱなしにしてあるものがじゃまになるし、それに足を取られてケガをする可能性もありますよね。

これでは災害が起きた時にスムーズな避難ができません。

台風などの水害と違って、地震はいつ発生するか分かりません。だからこそ、日頃から整理する習慣をつけたり、避難動線にものを置かないようにしたりする必要があります。

みなさんもぜひ、災害を想定して、各部屋からの避難動線を今一度見直してみてください。

プチプラ&日常使いできる【防災グッズ】

防災グッズを揃えておくのもマスト。避難バッグから小物までワンセットになったものもありますが、それだけでは足らないことも。

最近は100均やプチプラショップでも、防災グッズや代用できるものがたくさん揃っています。こういったお店を利用すると、一から揃えたり、家族分必要なものを購入したりしても、家計の負担になりにくいですよ。

先日3COINSから発売した防災ライン『SOBANI』シリーズは、日常使いしながら防災できる優れもの。インテリアに馴染みやすいベージュを基調とした、シンプルなデザインなので、日常使いしやすいですよ。

【分散収納】で万一に備える

すでに防災グッズを揃えている方は、どんな場所に収納していますか?すぐに避難できるよう玄関付近に収納している方が多いと思います。

「防災グッズ=避難する時に持ち出すもの」と考えがちですが、実は違うんです。自宅が居住可能であれば、避難所に行かずに自宅で生活を続ける「在宅避難」が原則とされています。そのため、本来は「災害時でも日常に近い生活を自宅で過ごす」ための備えが必要です。「ライフラインが止まってしまったら?」、「真夏だったら?真冬だったら?」など、具体的にどんなものが必要かをイメージしてみてください。

また、災害が起きたあとを想定するのも重要です。家のどこで災害が起きるのか、どの程度家の中を移動できるのか、特に地震に関しては予測ができませんよね。

そこで重要なのが【分散収納】です。分散収納とは、防災グッズを一箇所にまとめるのではなく、家の中のあちこちに収納することです。戸建ての場合は1階と2階それぞれに用意したり、万が一扉が壊れて部屋から出られなくなった時のために、各部屋に最低限の防災グッズや飲食料品を分散しておくと安心です。

わが家では、子どもの寝室用にダイソーで購入したフタ付きのボックスを使って、あえて目に入る場所において収納しています。日頃子どもたちには「寝ている時に地震が起きて、部屋から出られなくなったら、ここに防災グッズがあるからね」と伝えています。ただ置いておくだけではなく、どこにあるのか、どんなものが入っているのかを共有するのも大切です。

平時にこそ備えを

万が一はいつ起きるかわかりません。災害があってから、生活に必要なものを揃えようとしても、売り切れたり、流通がストップしてしまい、手に入りにくくなります。特に台風が通過する直前は、防災用品が棚からごっそり消えることも多々あります。

「そろそろ防災グッズをそろえなきゃ」と思った方は、なにもない平時にこそ行動にうつしてください。

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

カインズ 収納 節約 整理収納アドバイザー

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