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【食中毒対策】「待て、それお弁当に入れちゃダメ!!」→「定番おかずだと思ってた..」管理栄養士が喝ッ

  • 2024年04月27日公開

こんにちは!管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。

これからの時期に増えてくる食中毒。 お弁当は作ってから食べるまでの時間が長いので、より注意が必要です。

しかし、お弁当にいつも入れているおかずが、食中毒の原因になってしまうことも……。

この記事では、夏場に避けたいお弁当のNGおかずと、おすすめのおかずをご紹介します。

菌が爆増!?夏場のお弁当「NGおかず」

菌が増える条件は「水分」「栄養」「温度」の3つ。気温が高い5月~9月は、傷みやすいおかずを入れないようにするのがベストです。

ここでは、夏場に避けたいお弁当のNGおかずについて見ていきましょう。

NGおかず①「手作りの冷凍食品」はそのまま入れないで!

最近は、凍ったまま入れられて保冷剤代わりになる市販の冷凍食品が増えてきています。ただしおうちで作った冷凍食品を、そのままお弁当箱に詰めるのはNG

自然解凍OKの冷凍食品の工場は、衛生管理が徹底されています。

一方、おうちのキッチンは工場と比べて雑菌だらけ。常温で解凍するとおかずから水分が出て、菌が繁殖してしまうんです。

朝に電子レンジで温め直して、菌を殺してからお弁当箱に詰めましょう。

NGおかず②雑菌の楽園!「汁気の多い煮物」に注意

菌はジメジメした温かい場所が大好き。

肉じゃがやかぼちゃの煮物など、汁気の多いおかずが入っているお弁当は、菌にとって快適そのもの!

どうしても煮物を入れたい場合は、煮詰めて水分を飛ばしたり、キッチンペーパーで拭き取ったりするのがおすすめです。

NGおかず③お弁当の定番おかずも!?「レタスやきゅうりなどの生野菜」

レタスやきゅうりといった生野菜は、しっかり洗ったつもりでも菌が残りやすく水分もたっぷり。

時間が経つと中の水分がどんどん出てきて、菌が増殖してしまいます。彩りがほしいときは、バランや抗菌作用がある青じそを使いましょう。

お弁当の定番おかずの「ちくわきゅうり」は、冷蔵保存が必要な「ちくわ」とみずみずしい「きゅうり」という、暑い時期には最悪の組み合わせ。夏場は入れないようにしてくださいね。

食中毒を防ぐ!夏場におすすめのおかず

NGおかずを理解したところで気になるのが、「どんなおかずを入れたらいいのか」ですよね。

夏場は水分が少ないおかずや、抗菌作用がある食材を使うのがポイント。

ここからは、暑い時期でも傷みにくいおすすめおかずを3つご紹介します。

おすすめおかず①彩りと栄養をプラス!焼き野菜

ほとんどの菌は熱に弱いため、食材の中心までしっかりと火を通すのが食中毒対策の基本。

夏場のお弁当は水分が大敵なので、野菜はフライパンでこんがりと焼いて水分を飛ばすのがおすすめです。

夏野菜は色鮮やかなものが多いので、茶色くなりがちなお弁当を華やかにしてくれますよ。ごま油やオリーブ油、バターなど、使う油を変えるだけで同じ野菜でも飽きずに楽しめます。

おすすめおかず②野菜の水分をけずり節でキャッチ!梅おかか和え

野菜のおかずのバリエーションが欲しいときは、梅おかか和えがおすすめ!

「梅干しのおにぎりは腐りにくい」という話を聞いたことはありませんか?梅干しには抗菌作用があり、食材の傷みを防いでくれます。

また、けずり節が野菜から出た水分を吸ってくれるので、ダブルで食中毒を予防できます。

おすすめおかず③スパイスで菌を撃退!タンドリーチキン

カレー粉を使ったタンドリーチキンは夏場のお弁当に最適!
スパイスには抗菌作用があり、食中毒の予防が期待できます。

スパイスの香りが食欲を刺激してくれるので、夏バテ解消にもぴったりです。下味冷凍しておけば朝は焼くだけでいいので、お弁当作りが楽になりますよ。

夏のお弁当を美味しく安全に!

暑さが本格化するこれからの季節。夏場のお弁当は、生野菜や汁気が多い煮物を避けて、抗菌作用がある梅干しやカレー粉を使うのがおすすめです。

傷みにくいおかずを選んで、安全で美味しいお弁当を作りましょう♪

この記事を書いた人
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ヨムーノ 編集部

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