【超話題】“ボタンを押しまくりたい”子どもの夢がココなら叶う!1000個のボタンを押せる工場見学が親子で大興奮しすぎた!
- 2021年12月03日公開
マンションやショッピングセンターでエレベーターの乗ろうとすると、われ先にと子どもが競いあって手を伸ばす「ボタン」。
他の子や親が先に階のボタンを押すと、その後ずっと子どもが拗ねてしまった…という経験があるママパパは多いのではないでしょうか?
そんな不思議な魅力をもつ「ボタン」ですが、もしも「いくらでも押していいよ!」と言ったら子どもはどんなにうれしいでしょう?
そんな夢のような体験ができるのが島田電機製作所の「工場のぞきみ見学会」なのです!
「島田電機製作所」って?
「島田電機製作所」は八王子に本社を構えるエレベーターのボタンや階層表示灯を製作する意匠器具製造会社。
創業88年の老舗企業で、国内シェアはなんと6割!歴史あるモノづくり企業なのです。
企業間の取引がメインのため、会社名を知る機会はほとんどありませんが、東京を代表する某高層タワーや、大阪を代表する某高層ビル、千葉県舞浜にある某テーマパークのホテルなど、みんなが知っているさまざまな施設のエレベーターに島田電機製作所のボタンが使われています。
そんな島田電機製作所が「一般の人の声を聞こう!」「どんな会社か知ってもらおう」と工場見学を始めたのが2018年の夏。
毎月「0」のつく日(10日、20日、30日)に1日3回、しかも1回あたり1組だけの工場のぞきみ見学会を実施しています。
工場のぞきみ見学会の一番人気!「1000のボタン」
島田製作所の「工場のぞきみ見学会」を一気に世に広めたのが「1000のボタン」!
エレベーターを中心とする日常生活のあらゆる場所で見かけるボタンをなんと1000個も展示しています。
広報の小倉さんによると、工場見学に来たたくさんのおやこからの熱い要望で、2020年夏ごろ設置したのだとか。
「工場のぞきみ見学会」の中身を密着取材!
今回は特別に工場のぞきみ見学会の参加者とともに密着取材!
「1000のボタン」はもちろん、その他にも気になる要素がもりだくさんですよ☆
工場見学には2種類のコースがあります。
ひとつは「モノづくり見学コース」。こちらは工場内のモノづくりの現場を見学できるコースです。
もう一つの「ボタン押しまくりコース」は「1000のボタン」で子どもが気が済むまで長時間ボタンを押せるコース。
「モノづくり見学コース」でも「1000のボタン」を押す時間はあるので、子どもの目的に合わせて選ぶと良さそうですね。
1.まずは会社説明から
どちらのコースもまずは会社説明から。
老舗企業とは思えないおしゃれでポップなカフェスペースで、これまでに製作した高層ビルやタワーのエレベーターのボタンなどについて紹介があります。
1組限定なのでリラックスしたムードで話を聞くことができますよ♪
10分ほどしたらいよいよ工場見学の開始です!
2.モノづくりの現場を見てまわろう
工場内では複数のスポットをめぐります。
いつも押しているエレベーターのボタンをアクリルのボードから削り出す機械や、それをきれいに磨く工程、さらに電子部品を組み込んで光ったり音が出たりする工程などなど…。
毎日のように触れているものなのに、裏側はこうなってるんだ!こんなに多くの人が関わっているんだ!と改めて気づくことができますよ。
実際に電子部品を組み込んだボタンを触ることもできます。
こちらは▲や▼のボタンを押した時に鳴る「ピンポーン♪」の音を体験することも。
島田電機製作所ではボタンだけでなく、ボタンの周囲や裏側にある金属板(板金)なども製作しています。
操作や表示にかんする部品の製造工程をすべて見ることができるので、単に「ボタンが好き」という子どもだけでなく、機械のしくみを知りたい好奇心旺盛な子どもも、きっと満足するはず!
3.いよいよ「1000のボタン」へ…!
見学が終わると、いよいよ「1000のボタン」のコーナーへ。
ここに来れば子どもは大はしゃぎ!
とにかく夢中でボタンを押しまくります!!!
ボタンは押すと光るだけでなく、一部は音がなるものも。どれも違うデザインで、見ているだけでも楽しめますよ。 中にはこれはなんだろう??と思うボタンも。
写真右上は大人気の某モンスターを捕まえる大人気のゲームでよく見かけるデザイン。実際に店舗でも使用されているものだとか。
右下の「108」はよくあるマンションの階数表示のようですが、冷静に考えると108階なんて存在するの!?……と思ったら、どうやらドバイにある世界最高層のビルに採用されているものなのだそう。
なるほど…日本ではお目にかかれないわけですね。
左側のボタンは実際にはないオリジナルのボタンたち。左下は島田電機製作所のマスコットキャラクター「ボタンちゃん」のボタン。押すと音が鳴るかも!?
人気のボタンは?
1000個の個性的なボタンの中で、特に子どもや大人から人気のボタンはあるのでしょうか?
子どもに大人気のボタンはずばり「絶対に!押すな」ボタン。
赤くなっていて、「押すとなにかヤバいことが起きる」感がビンビンに伝わってきます。
実際に押すと何が起きるのでしょう!?それは、押してみてのお楽しみ…♡
ちなみに、大人に人気のボタンはこちらの「楽園」ボタン。
仕事や家事で疲れているママパパが多いのか、なんとなく選んでしまう気持ちもわかります(笑)
ポチッと押したら楽園に瞬間移動!……できたらいいですよね♪
ぜひ探してみてくださいね。
30秒早押しチャレンジも
「1000のボタン」では30秒の早押しチャレンジをすることができます。
しっかり押さないとランプがつかないため、早押しをするにはちょっとしたコツが必要かも。見学する際はしっかり作戦を立てて挑戦してみてくださいね!
4.展示室を回って見学終了!
最後にこれまで製造した様々なボタンや階層表示灯などの展示室へ。
ここでは誰もが知っているような有名ビルに実際に採用されているボタンや表示灯を見ることができます。
オーダーメイドのボタンを製作しているだけあって、ボタン一つにもストーリーが。
たとえばこちらのボタンは泡が入っていて、押すと青く光ります。沖縄のあるホテルに採用されているもので、南国の青い海をイメージしているのだそう。
細かなところにも建物のコンセプトを考えられていて、大人でも思わず「へぇ〜〜!」と感心してしまいますね。
展示室を後にして最後に記念写真を撮ったら、工場見学終了です。
全部で1時間ほどの内容ですが、あっという間に終わってしまうほど楽しい内容がもりだくさん!
見学の最後にはボタンキーホルダーなどが当たるガチャガチャもできますよ♡
***
島田電機製作所の「工場のぞきみ体験会」は毎月「0」のつく日に開催されており、3部制。1部1組限定となります。
現在予約殺到で残念ながら来年6月までは予約でいっぱいなのだそう。7月以降の予約は公式twitterなどで告知予定なので、こまめにチェックしてみてくださいね。
おやこのくふうは、3歳からの「まなぶ・ 運動・食べる」をはぐくむメディアです。心と脳、体、味覚などが急激に発達する3~6歳という大切な幼児後期に親として知っておきたい知育、運動、食育、習い事に関する専門性の高い情報を発信していきます。さらに、おやこで楽しめる動画の選び方や子どもクッキング、折り紙、工作などのアイデアも満載です。
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