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100円からそろう!【無印良品】防災のプロが大人買い「備えの必需品13選」収納テクも

  • 2022年10月31日更新

こんにちは。整理収納アドバイザーでヨムーノライターのtakaです。

みなさんはもしもの備えをしてますか?
わが家は、以前はほとんど備えをしていませんでしたが、幼い子ども3人とともに東日本大震災を経験したのをきっかけに、防災対策をするようになりました。
(私自身は防災共育管理士®︎一級講師という資格も今年取得しました。)

防災対策をしていなかった頃は、「防災=持ち出しリュックや防災グッズを揃える」というイメージで、家族分となると値が張るしなかなか揃えられないなと思っていましたが、 実際取り組んでみて分かったのが、『専用のものを揃えなくても普段使っているもので防災対策はできる』ということ。

ハードルが高かった防災対策でしたが、それが分かってからは普段使っているものを活用しながら、少しずつ備えを増やしていきました。

防災として備蓄している無印良品アイテム

わが家がよく購入する無印良品のアイテムも『災害時にも使えるかな?』という視点で見てみると、防災備蓄として活用できるものがたくさんあります。
衛生用品に絞ってご紹介すると、わが家は以下のものを防災備蓄の中に入れています。

左上から
・携帯用マウスウォッシュ(100円)
・マウスウォッシュ(690円)
・水のいらないシャンプー(890円)
・ウエットティシュー(299円)
・トイレットペーパー長巻シングル(150円)
・ワンタッチパッド(250円)
・ワンタッチパッド・L(250円)
・歯みがきシート
・汗ふきシート
・除菌シート
・クレンジングシート
・消毒綿(390円)
・絆創膏ワイド(450円)

※価格はすべて税込表記です。

どれも防災グッズに比べると安価で、店舗やネットストアで手に入るものばかりです。

災害時どんな風に使うの?

災害時は電気・水道・ガスなどのライフラインが途切れることが予想されます。
命をつなぐ水は飲む以外に、炊飯や手洗いなどの生活用水の分も考慮して備えておくと安心ですが、十分な量を備えるにはその分スペースが必要になり、ご家庭によっては難しいことも。

わが家もマンション暮らしで収納スペースに限りがあるので、生活用水の代用として以下のウェットシートも準備しています。

汗ふきシート

  • 12枚 190円(税込)
  • 大容量30枚 450円(税込)

汗のベタつきが気になる時に、使用している汗拭きシート。
メントールが含まれているので拭くとスッと清涼感がありますが、香りはほぼなし。シートの毛羽立ちもなく全身拭けます。

災害時はお風呂に入れないことも予想されるので、12枚入りを持ち出し袋の中に、大容量を自宅避難用としてそれぞれ備蓄しています。

除菌シート 

  • 12枚 120円(税込)

普段から感染対策として愛用しているアルコール入りの除菌シート。

災害時は節水のため頻繁に手を洗うことができない可能性もあるので、手拭きシートの備えは必須。
自宅避難用には薬局で購入した大容量のものを備えていますが、家族それぞれの持ち出し袋の中には無印良品の除菌シートを入れています。

クレンジングシート 

  • 12枚 190円(税込)

こちらはメイクを落とすシートタイプのクレンジング。普段はあまり使いませんが、旅行や寝落ちしてしまいそうな時に使っています。
シート自体は厚みがあり、1枚でメイクをしっかり落とせます。

災害時スッピンなら必要ないのですが、そうとも限らないですよね。洗顔に使う水も極力抑えたいので、私の備えとして防災リュックの中に入れています。

歯みがきシート 

  • 12枚 290円(税込)

水を使わずどこでも手軽に歯が磨けるシートタイプの歯みがき。
シートを指に巻きつけて、歯や口内の汚れを優しく拭き取るように使います。

シートサイズは7.5×16cmとスリムですが、丈夫で、面を変えながら1枚で歯全体を磨くことができます。

子どもたちと一緒に使ってみましたが、味も香りもきつくなく、水を使わなくても口の中がスッキリしました。

災害時のオーラルケアは口腔内の健康だけでなく、身体の健康にも影響します。
(避難生活が続き歯みがきできない状況が続くと、口内に細菌が繁殖しやすくなり、体力が低下している高齢者の方は誤嚥性肺炎にかかりやすくなります。)

少量の水を含んでうがいすることでも予防はできますが、ケアグッズを揃えておくとより安心です。

収納と交換のタイミング

自宅避難用のシートは無印良品の「ポリプロピレンメイクボックス・1/2」に入れ、同じく無印良品の「PP頑丈収納ボックス」にまとめています。

使用期限は、いずれのシートも製造年月日から3年間(未使用の場合)。
製造年月日はパッケージ裏面に6桁の数字で記載されているので、簡単に確認できます。

写真のシートでは、200107→2020年1月7日製造ということが分かります。

わが家は防災備蓄の点検を年に2回(3月と9月)行っているので、次の点検前に期限が過ぎそうなものは新しいものと交換するようにしています。
今回の点検では歯みがきシートを交換しました。

まとめ

防災対策はしなきゃと思っていても、普段の暮らしの中で自分ごととして捉えるのはなかなか難しいですよね。ですが、災害大国と言われる日本で暮らしている以上防災は避けて通れない部分。

日常で使っているものを防災にも活用することで、無理なく少しずつ備えを増やせますし、いざという時にうまく使えない・合わないということも防げるのでぜひ取り入れてみてくださいね。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗にて臨時休業や営業時間の変更等が予想されます。事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

100均で買える防災グッズはこちらをチェック

みんなに聞いた「防災リュックの中身」

この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
taka

神奈川県在住。夫と3人の子どもたち(中3長男・中1次男・小5末娘)との5人暮らし。お片付けサービス「つづく暮らし」を主宰し、自身の失敗体験から、ものを整理収納するだけでなく子供が自ら片付けしやすい環境づくりや、日々の暮らしの中で無理なく続けられる片付け方法を提案・発信しています。ヨム―ノでは大好きな無印良品についても発信中。

整理収納アドバイザー 無印良品

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