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【バスタオルやめました】「洗濯物の量が激減!」家中で使える"布"がすごい「もうあの頃に戻れない...」

  • 2024年04月13日公開

こんにちは!長年洋服に関わる仕事をやってきて「布」が大好きなヨムーノライター、やまだかほるです。

布はハウスリネンやキッチンリネンなどと呼ばれて、台所でも大活躍しています。ステキなもの、かわいいもの、便利そうなものがたくさん売られていますよね。

手軽に手に入るうえ、ある意味必需品で消耗品だという意識もあるので、いつの間にか増えていってしまうものでもあります。

持ち物を減らしていこうとする中で、リネン類について考えて、試してみようと思ったのが「晒」です。

晒(さらし)ってどんな布?

産地によって糸の太さや詰り具合にも個性がありますが、布の質感としては手拭いのような感じ。

1反約10mのものが1,000円〜2,000円で購入できます。

今回は、この晒をどんな風に使っているのかご紹介していこうと思います。

準備:用途に分けてカット

晒は布用のハサミで切り、一度洗ってのりを落としてから使います。

洗うと端から糸が出るので、初めのうちは、1本ずつ丹念に取り除きましょう。

しばらくすると落ち着いて、ほつれてくることはなくなりますよ。

カットしているサイズ

精密に測っているわけではなく、ざっくりと布を折りながら切っています。

小サイズ(画像右)

生地幅と同じ長さでカットすると、正方形の布になります。ペーパータオルの代用品になるサイズです。

中サイズ(画像真ん中)

小サイズの倍の長さでカットすると、手拭いにちょうどいいサイズ感になります。

大サイズ(画像左)

小サイズの3倍の長さでカットすると、かなり頼り甲斐のある布になります。

使用法

日常生活での、さまざまな使い方を紹介します。

手拭いとして

中サイズにカットしたものは、主に手を拭くのにちょうどよいです。

キッチンで濡れた手を拭くために、そして来客予定のない日の洗面所でもタオルがわりに使っています。

食器拭き用のリネンとして

大サイズを2、3枚用意しておくと、たくさん洗いものが出ても安心。

しっかり感を出すため、二重にして使っています。濡れてしまっても、ラックに干しておくとすぐに乾きますよ。

キッチンペーパーとして

きゅうりの塩もみ、鰹節の出汁を濾す、野菜の水気を取るなど、今までキッチンペーパーを使っていた作業に、一番小さな正方形サイズの晒を使うようになりました。

紙と違って破れない安心感と、洗って絞って何度でも使えるというのは何よりうれしく思います。

タオルとして

一番大きなサイズをバスタオルがわりに使っています。身体用と髪用で2枚使っています。

雑巾として

相当汚れたり、へたったり、穴が開いたりした晒は、最終的には掃除のための雑巾に転用。最後まで使い切れますよ。

晒を使うメリット

乾くのが超絶早い!

何がいいって、とにかく乾くのが早い!

手拭いを想像してみてください。濡れた布巾も、夏なら1時間程度でからりと乾きます。

清潔に保ちやすく、部屋干しの匂い問題も全く起こりません。

真っ白に漂白可能!

真っ白なので、漂白ができるのです。

酸素系漂白剤で煮沸すれば、ほぼ真っ白に戻ります。滅菌もできて洗剤の匂いもつかず、本当に日々清々しく気持ちいい。

それでも取れない汚れには、塩素系漂白剤を使っても問題なし。

「白く保てる」気持ちよさはヤミツキになります。

洗濯物の量が激減!

たっぷりふかふかのバスタオルも捨てがたいけれど、洗濯は大変。

乾かすのにも時間がかかり、時には嫌な匂いの原因になったりします。

タオル類をひと通り晒布に変えた時に、とにかくびっくりしたのが洗濯物の量と乾かしやすさ。

タオルがないと、こんなにも洗濯が楽になるのかと驚きました。

シンプルな白い布の魅力

用途を限定することなく、布を使うさまざまな場面に対応してくれます。

主張することのない楚々とした佇まいも好ましく、手入れの楽なことにも驚きます。

晒布を使うことで、ティッシュやキッチンペーパーの消費量が減ることもうれしい発見でした。

どなたにでもおすすめできるというものではないかと思いますが、機会があったらぜひ一度、試してみてくださいね。

※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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