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「わざわざ買うべき?」なんて思ってゴメン!【ダイソー】「”卵をとく”だけじゃない!」名人級キッチン便利系

  • 2024年03月04日公開

テレビやSNSで話題になることがたびたびある、ダイソーの便利グッズ「ときたま名人」。

卵を溶くことに特化した商品ですが、果たして本当にわざわざ買うべきアイテムなのか……?   「卵なんて何で溶いても大して変わらない」と思っている筆者が(笑)、比較してみました!

こちらがテレビやSNSで話題の「ときたま名人」

こちらがダイソー「ときたま名人」、価格は税込110円(2024年2月現在)です。バラエティー番組「ソレダメ!」などでも紹介され、たびたびSNSでも話題になっているダイソーのなかでもかなり有名なグッズですよね。

持ってみると「ときたま名人」は手にしっくり

サイズは、縦:約17cm×横:約6cm。通常の使い方なら必要はないものの、なんと耐冷は-20℃、耐熱は120℃としっかりした作りになっていました。

厚みは約5mmとかなり薄い!横から見たら、ヘアコームを持っているみたいですね(笑)。
肝心の使い方ですが、この薄さを活かして、ただ「左右に揺らすだけ」です。

「ときたま名人」にボウルの底に沿うような丸みがあるので、ちょうど左右に揺らしやすくなっています。形にはとっても意味がありそう。手首を使う力もいらず、とっても簡単です。

さて、「本当に卵を溶くのにときたま名人はマストアイテムなのか」の実験を2つしたいと思います。

【実験1】ときたま名人VS泡だて器VSお箸

さて、ときたま名人がどれほど卵を溶いてくれるのか、それを比較するために「ときたま名人」と「泡だて器(小さいサイズ)」「お箸」と戦ってみます。

ルールは簡単、「卵を15秒溶いてみたらどうなったか」です。
ではさっそくやってみましょう!

【お箸×15秒】の場合は?

「お箸で卵を溶く」は我が家の鉄板です。我が家はいつもこれ。15秒溶いた時の様子はよく見る感じですね。見ての通り、白身がかたまりで残っています。これをそのまま卵焼きに使うので、いつも白身のかたまり部分がある「色が均一ではない卵焼き」ができています。

【泡だて器×15秒】の場合は?

次は泡立て器で15秒の場合。お箸と比べると確実に白身が溶かれているのがわかりますが、今度は黄身が分離しているように見えます。黄身を細かく分離することはできても、その分離した黄身が溶けずそのまま残ってしまう感じです。

確かに、泡だて器は溶く目的ではなく「泡立てる」ためのものですもんね……。

最後は期待の【ときたま名人×15秒】!

それでは、最後に期待の「ときたま名人で15秒の場合」です。

白身のかたまりは少し残っているものの、たった15秒で黄身と白身が溶けてオレンジジュースのような見た目になっているのがわかります。

比較をするとこの結果……、

一目瞭然です。普段、お箸で溶いているつもりだったのが、いかに「混ぜているだけで溶けてない」のかがわかりました(笑)。そして、泡だて器も黄身を溶かすことが難しいことも。

ということで結果は!

勝者「ときたま名人」!圧勝でした!

15秒チャレンジは、ときたま名人の圧勝。「卵と白身を混ぜて溶かす」という行為は、確実に「ときたま名人が早くてきれい」というのが分かりました。朝の忙しい時間に作る卵焼きがランクアップしてくれそうなので、我が家でもお弁当作りに使います!

【実験2】卵白を泡立てることはできる?

【実験1】で卵を溶いているとわかったことが「ときたま名人で長く卵をシャバシャバやっているとだんだん泡立ってくる」ということでした。これは、卵白を泡立ててメレンゲを作ることもできるのではないか、と思い【実験2】では「ときたま名人で卵白を泡立てられるか」を試してみたいと思います。

方法は卵を溶くのと同じで、「卵白を左右に揺らす」だけです。ただし、泡立てる意識があるので、ちょっと速度を速めてみます。

ときたま名人で卵白を「1分」泡立てたら……?

さっそくときたま名人で1分泡立ててみました。いい感じに泡立ってきています。何より泡だて器と違って手首を使う必要がなく、左右に揺らすだけであまり力がいらないのでらくちんです。そのまま泡立てを続けていきます。

ときたま名人で「2分」泡立てたら……

さらに泡立てて2分経過。すると、角は立たないものの、かなり泡立ちが進んできました。やはり左右に揺らすだけなので力がいらず、ここまでほとんど疲れていません。それが本当にありがたいですよね。

ときたま名人で「3分」泡立てたら……できた!

そのままさらに泡立てて合計3分経ったところで、ご覧ください!卵白が泡立ってとうとう角が立ちました!完全にメレンゲです。ほとんど手が疲れていないのもすごい。完全に「ときたま名人は卵白の泡立ても早くて楽」が実証されました!

BPなし!卵1個だけのふわふわパンケーキ!

この「ときたま名人で作ったメレンゲ」を使って、ベーキングパウダーなしの「卵と小麦粉と牛乳と砂糖だけ」のパンケーキを作りました。使用したのは、卵1個、牛乳10g、小麦粉15g、砂糖8gのみ。テフロン加工フライパで焼いたので、油は一切使用しませんでした。

卵白を泡立てはじめて焼くまで約5分!合計10分ほどで焼き上がり。

できあがりは……、

このとおり!食べてみたら、シフォンケーキ並みのふわふわ食感でした。まさかときたま名人でこんな見事なパンケーキが作れるとは。

少ない量の卵白を泡立てるときは「ときたま名人」めちゃくちゃ使えますね!

ときたま名人はその名の通り「卵の名人」だった!

「卵溶くのはお箸で十分」「泡立て器には勝てない」という筆者の固定観念を覆して、ダイソー「ときたま名人」はその名のごとく、卵を溶くことに特化した優秀グッズでした。

卵焼きがムラになったり、ちょっとだけ卵白を泡立てたかったり、そんな時は大活躍間違いなし、よかったら一度使ってみてくださいね。

※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。

この記事を書いた人
ヨムーノライター
木月ハチ

ダイソーなどの100均や、ニトリ・無印良品の新グッズ、カルディの話題の食材など、トレンド情報を発信しています。

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