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なんか笑っちゃう!がま口を開けるときの「丸い玉」の名前が意外すぎる!

  • 2023年01月18日更新

口が大きく開いてとっても便利なお財布やポーチのがま口。がま口を開閉するためについている丸い玉の部分には、実は名前がついているのを知っていますか?

「子どもに教えたいモノの名前」シリーズ第15弾は、がま口についている特徴的な玉の名前について出題します。

Q.がま口の玉の部分の正式名称は?

【ここでヒント】
子どもたちが大好きな料理の名わき役として人気の、ある野菜の名前がついています! 正解は…





「らっきょう玉」でした!

名前の由来は?

名前の由来はその形から。らっきょうに似ていることからつけられたといわれています。

細長い茎に根元がぷっくりと膨らんでいる姿は、確かにらっきょうに似ていますよね。金具は丸だけでなくいろいろな形があり、こけしの頭の形に似たこけし玉や、米俵に似たタワラ玉などもあります。

レトロな和小物のイメージがあるがま口ですが、実はがま口はヨーロッパ生まれ!明治政府の御用商人だった山城屋和助(やましろや わすけ)が当時フランスで大流行していたがま口のかばんや財布を日本に持ち込み、それをもとに作ったのががま口のはじまりだといわれています。

バッグといえば巾着だった日本で大流行したものの、当時は金属を加工する技術も限られていたため、真鍮を使うがま口の小物は庶民には手が出せない高級品だったのだそう。

がま口の由来は?

そんながま口の名前の由来はガマガエルのように大きく開く口から。その名の通りがま口と名づけられました。
かえるは日本をはじめ、ヨーロッパやインドでも豊穣や恋愛成就、幸運の象徴として愛されているモチーフで、「福かえる」「金かえる」という言葉のゴロの良さからがま口も縁起物として親しまれています。

縁起がいいといわれる春財布を探しているママ・パパは、がま口のお財布でさらに運気アップを狙ってみてはいかがでしょうか?

***

普段何気なく使っているものもパーツごとに名前があり、そのひとつひとつに歴史があると考えるととっても興味深いですよね。子どもが興味を持ったものを調べる時には、そのものだけでなくパーツにも着目してみると新たな発見がありそう!ぜひ、おやこで探してみてくださいね。

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