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ベランダに鳩などの鳥の巣を作らせない対策法!駆除にも費用が掛かるケースも

  • 2024年04月28日公開

こんにちは、ヨムーノライターstyloです。
公園の近くなど、緑豊かな住環境は、のびのび子育てをしたいファミリー世帯にとって魅力的。

しかし、ベランダにやってくる鳥を見かけたら要注意です。
すずめや鳩など、少しのすき間があれば短期間で巣を作ってしまいます。

ゴールデンウィークや、夏休みなどは、留守にしがちで特に気を付けたいシーズンです。

マンション7階の我が家のベランダでも、すずめに巣を作られてしまい困った経験もあります。
一度巣をつくられてしまうと、フンの害やダニなども発生するので、狭いベランダでは死活問題です。

今回は、ベランダに鳥が住み着く前にできる対策を実体験に基づいてご紹介します!!!

ベランダに巣をつくる鳥たちと時期

マンションやアパートなど集合住宅のベランダに来る鳥は、すずめや鳩、つばめといった身近なものが多く、親しみを感じることもあるでしょう。

しかし、そのまま放っておくと住み着かれて大変なことに。

緑の残る郊外だけでなく、都市部でも公園の近くのマンションなど環境の良い物件が鳥に狙われやすくなります。雨がよけられ、天敵もいない状態のマンションのベランダは鳩やすずめ、つばめといった小型の鳥たちにとって都合の良い住処になるのです。

鳥の種類によっては一度巣を作られてしまうと、何度も巣に戻り産卵を繰り返すこともあります。

特に、シーズンの繁殖期が始まる春~初夏にかけてベランダに鳥が来るようになったら、巣を作る下見にきているのかもしれません(マイホームが鳥のモデルルーム扱い)。

春先から、ベランダに鳥が頻繁に来るようになっていたら要注意です!

● 鳩:繁殖期は4月から10月(都市部では年中繁殖)。帰巣本能が強く、同じ巣に何度も産卵を繰り返す
●すずめ:繁殖期は3月から9月。シーズンに何度も産卵を繰り返すこともある
●つばめ:繁殖期は4月から7月。古巣に戻ってくることもある

鳥の巣をつくられた場合の困りごと

鳥がベランダに巣をかけた場合には、大きく3つの被害があげられます。

(1)鳴き声による騒音
(2)糞による汚れ
(3)ダニやウイルスなどの健康被害

巣を作り産卵すれば、ひな鳥が孵化します。
そうなると、ひな鳥たちの声が絶え間なく聞こえ騒音ストレスに感じることも。巣のあるベランダと寝室が近い場合は、昼夜問わず鳴き睡眠の妨げになりかねません。

また、巣の下にはたくさんの糞が落とされ不衛生です。
臭いもあるので、放っておくと窓が開けられないほどの被害も考えられます。糞の片づけをしなくてはならないのはストレスですね。

ベランダの上部に鳥が巣を作ると、洗濯物に糞を落とされる心配もあります。庭のない集合住宅では、ベランダに洗濯物などが干せないと困る家庭も多いでしょう。

さらに、鳩の糞などに含まれる菌やウイルスは、健康被害のもとにもなります。鳥インフルエンザなどの報道もあり、特に小さな子のいる家庭では鳩などとの接触は避けたいものです。

巣にはダニなどの害虫もつきやすいので、衛生面からも健康面からもベランダに巣ができてしまうのはNGと言えるでしょう。

鳥に巣をつくられないための対策

巣を作られないようにするにはいくつかの対策が有効といわれています。

【対策1】寄せ付けない

鳥の嫌いな臭いのスプレーや、手すりに止まれないようにワイヤーをとり付ける等、ベランダに鳥を寄せ付けない工夫が考えられます。CDなどを吊るす家や、天敵の鷹の目のシールを窓に貼っている家も見られます。

【対策2】縄張りにさせない

鳥は糞がある場所には何度も来るといわれています。そのため、糞を見つけたら掃除をすると効果的です。アルコールスプレーなどで除菌もしておきましょう。

【対策3】ベランダの異変に注意する

鳥たちの繁殖期には、春休みやゴールデンウィークが含まれます。長期留守にしていると知らぬ間に巣を作られてしまうこともあります。旅行などから帰ったら、ベランダに変化がないかを確認しましょう。見慣れぬ小枝が落ちていたら、巣作りが始まっているのかも。また、糞の跡が増えていたら縄張りにさせないように、しっかり掃除しましょう。

【そのほか】

●鳩は室外機の裏などにも巣を作ります。死角を作らないように、こまめに掃除をして発見を早くするのも効果的

●長期的に留守にする場合は、ベランダ前面に鳥の侵入を防ぐためのネットを張る対策もあります。外観は悪くなりますが、ベランダ菜園などを楽しんでいる人にも、こうした対策は有効

それでも巣ができてしまったら!

不在中など、気づかないうちに巣ができてしまったら、いち早く取り除くことが大切です。

実は、鳥獣保護法により鳥の巣の駆除には可能な期間に制限があるのです。巣の中に卵があったり、ひながいたりすると、巣立ちを迎えるまで巣を撤去してはいけません。

そうなってしまったら、巣の下の糞の掃除をこまめにして、小鳥が巣立つのを見守ることになります。

撤去できるのは、以下の時期です。

●巣の作り始め
●巣立った後

撤去する際、鳥の巣にはダニなどもいるので、できれば業者にお願いすると安心です。高層階ではベランダでの作業自体も危険なので、無理せず専門家に任せるのがおすすめ。

料金は、5,000円~10,000円ほどで、巣の状況によっても変わるようです。
業者によっては、雛や卵があっても、役所に届け出て撤去してくれる場合もあります。その際はより高額になることもあるようです。

私の場合は、巣の作り初めに、小さな枝が落ちていたことから気づきました!
まだ卵はなく、セーフの状態。

巣を作られていたのがマンションの共用部に当たることから、管理室に撤去を依頼しました。業者を呼んでもらい、作業は15分ほどで終わりました。

最後に隙間を埋めてもらったので、今後も鳥の侵入が防げ、安心できました。

まとめ

鳥がベランダにくるような自然環境は、住みやすいといえるでしょう。

しかし、その自宅に鳥にまで住み着かれては困りますね。糞や鳴き声などは、日々の中でストレスになりますし、不衛生で健康被害も心配です。

鳥の巣を作り始める様子を確認したら、すぐに対策をしましょう。
留守にしがちなゴールデンウィークや長期休暇には、帰ってすぐに異変がないかを確認することも大切。

巣を作られてしまったら、マンションを管理しているところに連絡をして撤去できるか確認しましょう。卵が生まれる前に、気づけるとよいですね!

この記事を書いた人
stylo

子育てや生活に役立つ情報を探して、街へ、お店へ、取材へ行くのが楽しみ。バタバタしてしまう毎日の暮らしを、ちょっとでもラクに、居心地よくしてくれる記事を作りたいです♪

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