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2014年、人気の高かった市区町村ランキング [新築マンション編・新築一戸建て編]

  • 2021年03月22日更新

この度、オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、住宅・不動産サイト「O-uccino」新築サイトの、2014年1月1日から2014年12月31日のアクセス数をもとに、「2014年、人気の高かった市区町村ランキング[新築マンション編・新築一戸建て編]」を作成しました。2014年、新築マンション、新築一戸建ての購入を検討した人たちの間で人気の高かった市区町村はどこでしょうか。
結果、首都圏の新築マンション編は「東京都千代田区」、新築一戸建て編は「東京都世田谷区」が第1位を獲得。近畿圏は、新築マンション編、新築一戸建て編ともに「兵庫県西宮市」が第1位に輝きました。

首都圏・新築マンション編は、千代田区、中央区、港区の都心3区がTOP3!都心回帰か。

首都圏の新築マンション編は、第1位「東京都千代田区」、第2位「東京都中央区」、第3位「東京都港区」と、都心3区が上位を占めました。
第1位「東京都千代田区」は、23区のなかでも中心に位置し、皇居を取り囲むエリアだ。国会議事堂、最高裁判所、各官公庁やオフィスが軒を連ね、さらに皇居が区の面積の約12%を占めます。そのため居住エリアが限られており、人口はわずか5.4万人と東京23区のなかで最も少ない。しかし2014年総務省統計局の調査(※1)によると、転入超過数の人口に対する割合が4.6%と、昨年、首都圏で最も人口増加率が大きく、通勤・通学のしやすさはもちろん、越境入学者の多い名門公立小・中学校があるのも魅力の一つです。
第2位「東京都中央区」は、2014年転入超過数の人口に対する割合が3.4%と、首都圏で「東京都千代田区」に次いで多い。銀座や日本橋などの大きな繁華街がある一方、勝どき、月島、八丁堀などを中心に新築マンションの供給数も多く、また東京オリンピックの選手村が中央区晴海に作られる予定とあり、今後さらに注目が高まっていくエリアでしょう。
第3位「東京都港区」は東京のビジネスの中心地で、新橋、汐留、品川などのビジネス街には大企業が軒を連ねます。居住エリアとしては麻布、白金台などの有名住宅地があり、また歓楽街・六本木もあります。新築マンションは麻布十番、白金台、品川、田町などで供給されています。
第5位「東京都江東区」は東京オリンピックに向けて最も注目を集めるエリアの一つ。豊洲、木場などに多数新築マンションが建ちます。

首都圏・新築一戸建て編は、世田谷区、文京区、板橋区が上位に。

首都圏の新築一戸建て編第1位は「東京都世田谷区」。成城や奥沢といった高級住宅地のイメージが強いエリアですが、駅前に商店街が広がる庶民的な街も多い。区内には、東急田園都市線、小田急線、京王線など、都心へ向かう路線が複数走っており、都心への通勤も問題ありません。また駒澤オリンピック公園や砧公園など大きな公園も多く、子育て世帯も住みやすい街です。
第2位は「東京都文京区」。ほぼ全域が山手線の内側にすっぽり入る区でありながら、閑静な住宅地が多く、また区内に大きな繁華街を持ちません。六義園や小石川後楽園などの庭園も残ります。東京大学をはじめ、お茶の水女子大学、日本女子大学など多くの大学が所在し、国立大学付属の小学校・中学校・高校も複数あるなど、教育機関が揃います。「東京都世田谷区」や「東京都板橋区」と比べると新築一戸建ての供給数は少ないですが、区の大半が山手線の内側に入る千代田区や港区と比べると、供給はあります。「都心の一戸建て」という願いをかなえるにはぴったりのエリアです。
新築マンションの上位10エリアがすべて東京23区だったのに対し、新築一戸建ては「千葉県船橋市」、「埼玉県越谷市」、「埼玉県和光市」、「埼玉県朝霞市」がランクイン。どれも東京のベッドタウンとして人気の街です。

近畿圏は新築マンション編、新築一戸建て編ともに「兵庫県西宮市」が第1位!

近畿圏は、「兵庫県西宮市」が新築マンション編、新築一戸建て編ともに第1位を獲得。「兵庫県西宮市」は大阪市と神戸市の中間に位置し、両都市をつなぐ路線が3本走るなどアクセスが良好。夙川や西宮七園など、市内には近畿圏有数の高級住宅地があり、著名人たちも多く邸宅を構えています。そういった閑静な住宅地がある一方、西宮北口駅などは駅前の商業施設も充実。新築マンション、新築一戸建てともに供給量の多いエリアです。
第2位は「大阪府大阪市北区」。大阪駅・梅田駅を中心に、近畿圏有数の繁華街、ビジネス街が集まるエリアで、本社を置く企業も多い。現在開発中の大阪駅北地区「うめきた」の百貨店や複合施設、また日本一長い「天神橋筋商店街」など商業施設も充実しています。
第3位「大阪府大阪市中央区」は、北浜の金融街や、府庁、警察本部などが所在し、区内のほとんどはオフィス街や官公庁です。しかし、2014年総務省統計局の調査(※1)によると、転入超過数の人口に対する割合が3.4%と、近畿圏において最も大きく、住民が集まってきていることがうかがえます。ちなみに同割合の近畿圏第2位は「大阪府大阪市北区」で2.2%。首都圏のみならず近畿圏においても、都心回帰が見られます。

近畿圏・新築一戸建て編は阪神間と北摂が人気!

新築一戸建て編は、阪神間と北摂が上位に多数ランクインしました。第1位「兵庫県西宮市」、第3位「兵庫県伊丹市」、第6位「兵庫県尼崎市」、第10位「兵庫県宝塚市」は阪神間、第2位「大阪府豊中市」、第4位「大阪府高槻市」、第5位「大阪府吹田市」、第8位「大阪府箕面市」は北摂と呼ばれるエリア。どちらも都市へのアクセスが良いうえに商業施設が充実しており、さらに自然環境も良い、人気の高いエリアです。また阪神間と北摂は隣接したエリアであり地図で見ると、ランクインしている市区町村の多くが連なっていることが分かります。近畿圏は大阪府北部と兵庫県南東部に新築一戸建ての人気エリアが集中していると言えます。

※調査概要
調査方法 「O-uccino」新築サイトの、各市区町村ページのアクセス数が多い順にランク付けした。
調査期間 2014年1月1日~2014年12月31日

この記事を書いた人
オウチーノ総研 清水

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