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「シェフ、ごめん、米入れて食べたい!」【デニーズ】9年連続ミシュランシェフ考案「ファミレスでありえん」期間限定メニュー

  • 2023年12月24日公開

こんにちは、ヨムーノライターで700万円貯めたヤギコです。

節約経験から、コスパをシビアに判断するようになりました。

そんなある日、ファミリーレストランのデニーズで、東京白金台のフレンチが2,800円で食べられるという情報をゲット。女性向けの2,300円のセットもあるのだとか。これは、かなりコスパがよさそうです……!

ミシュラン1つ星シェフ監修のフレンチがデニーズから登場

先日、デニーズの社内で開催された「都内レストランシェフ監修メニュー第3弾」プレス試食会に参加しました。「都内レストランシェフ監修メニュー」企画では、雲の上の存在のシェフたちとデニーズがコラボしてメニューを開発します。

第3弾の料理は、東京白金台のフレンチの名店「ルカンケ」の古谷壮一オーナーシェフが監修しました。「ルカンケ」はミシュランガイド東京で、9年連続で一つ星を獲得しています。ちなみに「ルカンケ」はフランス語で「元気になって」という意味なんだそう。古谷シェフは日本の四季を感じさせるようなフランス料理を得意としています。

今回はデニーズのハンバーグを活かしたメニューが登場。試食させていただきました。

さらに商品開発担当者から、裏話やマニアックな情報をたくさん聞き出すことに成功。人に伝えたくなる話ばかりです!

デニーズの人気ハンバーグを使ったオムバーグ

【トリュフ香るふんわり卵のオムバーグ】(1,859円・税込)

こちらはハンバーグにトリュフととろとろ卵をかけた豪華な料理。

食べてみると、トリュフの濃厚な香りがすごくラグジュアリーな気分にさせてくれます。トリュフのソースがとにかく美味しい。卵もとろとろで、ハンバーグの味を深めてくれます。

デニーズはハンバーグ料理がとても人気。その証拠に、通常メニューにはハンバーグ料理がいちばん多く掲載されています。なかでも和風ハンバーグは46年以上ずっと愛されているメニューなのだとか。

「実はデニーズのハンバーグには2種類あります。牛肉だけのハンバーグと合挽肉のものです。今回は合挽肉のものを使いました。オールビーフのものですと、かみごたえがありすぎてトリュフに勝ってしまうからです」とデニーズ商品開発担当の友井勝彦さんは話します。

食べるとわかるのですが、たしかに全てを牛肉にするとトリュフの印象や香りが弱まると思いました。合挽肉だからこそ、このようにトリュフの香りまでしっかり感じられるのでしょう。バランスを考えて作られています。

「はじめは古谷シェフから『オムレツを作りたい』と言われたときに、私は咄嗟に『無理』と思いました。なぜならファミレスでオムレツの均一な卵を作ることは、簡単なようで難しいからです。そこで試行錯誤しました。結果的にフライパンの径を小さくして、少し厚みがあるとろとろ卵を作り、それをハンバーグにかけることしました。自信作ですよ」(友井さん)

セットでも2,000円台。平日ランチならドリンクバー付きに

ハンバーグは単品だけでなくセットメニューもあります。

【シェフのおすすめセット】(2,739円・税込)
・アボカドとチキンのサラダ
・海老のポタージュ〜オマール風味
・トリュフ香るふんわり卵のオムバーグ
・ライ麦パン(又はミニライス)

平日の11時〜17時は上のメニューにドリンクバーが無料でついちゃいますよ。さらにサラダやポタージュも古谷シェフが監修した料理です。ひとつずつ紹介します。

アボカドとチキンのサラダ

アボカドの容器を使った、アボカドとチキンのサラダです。アボカドやルッコラの緑に、ミニトマトとピンクペッパーの赤が映えます。

ハーブ鶏やレモン果汁を使ってさっぱりした味わいに。あまり食べたことがない組み合わせで、とてもフランス料理っぽい感じです(デニーズにいることを忘れそうになりました)。

古谷シェフは、口の中に全ての食材を入れたときのマリアージュを意識して、この料理を作ったそうです。

「アボカドといえば、マヨネーズを使いがちですよね。このサラダはあえて使わずさっぱりした味わいにしました。食べると、それぞれの素材の味わいのメリハリを感じると思います」(友井さん)

海老のポタージュ〜オマール風味

こちらは「海老のポタージュ〜オマール風味」です。

海老の濃厚さと酸味がマッチして美味しい。上品な海老のポタージュの味わい……なのですが、シェフごめん。このポタージュに米を入れて食べたいいい!

試食会ではライスがでなかったのですが、これはお米を入れてドリア調にしても絶対うまいやつです。ポタージュにホワイトソースっぽさがあるので、絶対にご飯にあうはずなんですよ(ご飯ください、って会場で喉まで出かけていました)。

濃厚な海老ソースとごはんの組み合わせは、マジでやばい美味しさになりそうです。

さて、この「都内レストランシェフ監修メニュー」シリーズは、温度にこだわった料理が多いです。これはシェフのこだわりなのだとか。この料理も「一口目に飲んだ時に適温になるように作ることが大切」というシェフのこだわりが反映されています。

わざわざ温めたお皿にポタージュを入れています。寒い日に嬉しいですね。

「最適な温度になるように、実は調理時間のほうを調節しています。デニーズはこれまでも温度にこだわってきましたが、シェフたちとコラボをさせていただくことで、より温度の大切さを学ばせていただいています」(友井さん)

リーズナブルなセットも

実は上で紹介したセットは、女性には少し量が多いです。小学生の子どもとシェアしながら食べるとちょうど良いかもしれません。

もしくは、サラダかスープを選ぶセットがあるのでそちらを選ぶのも良いと思います。

【サラダセット】(2,299円・税込)
・アボカドとチキンのサラダ
・トリュフ香るふんわり卵のオムバーグ
・ライ麦パン(又はミニライス)

【スープセット】(2,299円・税込)
・海老のポタージュ〜オマール風味
・トリュフ香るふんわり卵のオムバーグ
・ライ麦パン(又はミニライス)

「サラダセットにはぜひパンを合わせてみてください。パンの上にアボカドのサラダを乗せて食べると、とても美味しいですよ。私の個人的なおすすめです!」(友井さん)

ワインもシェフが選びました

【ファットバスタード ピノ・ノワール(赤)、ファットバスタード シャルドネ(白)】750ml(各2,860円・税込)/グラス(495円・税込)

会場では「泡が飲みたくなる」という感想もあがりました。泡はありませんが、シェフが選んだワインが用意されています。

「ファットバスタード ピノ・ノワール」はミディアムボディの赤ワイン。砕いたイチゴ、ラズベリー、チェリーのアロマが口いっぱいに広がるエレガントでまろやかなワインです。

「ファットバスタード シャルドネ」は辛口の白ワイン。桃や洋梨などを使用。フルボディの構造で芝らしい果実味とバニラのフレーバーを感じられます。

デニーズでミシュラン級のフランス料理が食べられるなんて、思ってもみませんでした。1月8日までの期間限定メニューです。もし誰かと食べるなら、ぜひ今回紹介したちょっとマニアックすぎる豆知識を披露してみてくださいね。

この記事を書いた人
ミセスイオン、ワークマンマニア
ヤギコ

大好き過ぎて、週7回イオンにかよっています。ワークマンのお洋服も春夏秋冬、溺愛しています。

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