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37度超えの猛暑(泣)【ワークマン】ウィンドコアアイスマン水冷服「ファン付きウェア」超え!新兵器の秘密

  • 2023年08月10日更新

こんにちは、学生時代の技術の成績は「2」!くふうLive!DIY女子部、不器用担当のヤギコです。

2019年11月からスタートした、千葉県長柄町での家づくり。今年も35度を超える地獄の暑さがやってきました!  

もちろん、暑さ対策や熱中症対策はバッチリしていますが、それでも耐えられないくらい暑い!  高所作業をしているメンバーの汗が、下で作業するメンバーのおでこに落ちてくるほどです。

いま流行りの「ファン付きウェア」もこれまでに試しました。とても涼しいのですが、なんとなくもの足りない時も…と思っていたら、ワークマンですごい服を見つけちゃいました!

冷たい水が「ベスト内を流れる」服!?

今年、ワークマンから新登場した「ウィンドコアアイスマン水冷服」です!

今、ちまたでは扇風機が両脇についたようなファン付きウェアを着ている人が多くいますね。

しかしこの水冷服は、風ではなくて冷たい水を使ったウェア。HPの説明によれば、ベストの内側に張り巡らされたチューブに、冷たい水が流れるようです。これなら、直に体温を下げてくれそう!  

なにこれ、めっちゃ画期的、大発明じゃない!?

作業時だけでなく、日常の暑い日でも使えるかも?

ということで、ワークマンさんにお願いし、くふうLive!DIY女子部で着用させいただきました!

ベストの内側にはチューブがガッツリ!

【ウィンドコアアイスマン水冷服】(16,800円・税込)

「ウィンドコアアイスマン水冷服」です。箱の裏面には、使い方がばっちり書かれています。

開けてみると、リュックのような見た目でもあるベスト型水冷服が入っていました。重さはほとんど感じません、軽量です。

ベストの内側には青いチューブが! ここに、冷たい水が通るんですね。

バッテリーと、充電用のUSBコードも付属しています。さっそく、着てみましょう。

凍ったペットボトルと150mlの水を入れるだけ→超涼しい!

ベストの背面部分に、凍ったペットボトルを入れます。

凍ったペットボトルは、セブンイレブンで見つけました。市販の冷凍ペットボトルには、麦茶やスポーツドリンクなど、たくさん種類があります。 凍ったボトルは水を冷やす役割のため、中身はなんでも問題ありません。空きペットボトルに水を入れて凍らせてもOK。ペットボトルの中身がベストのチューブ内を回る……わけではないのです。

なお凍ったペットボトル以外でも、氷や保冷剤でも代用できます。

つづいて、チューブの中を通る用の水(150ml)を入れます。この水が、ベストのチューブ内を回ります。

専用ポケット内にバッテリーをつなぐと……

涼しい!

ベルトの内側のチューブに、冷たい水が流れていくのが、Tシャツ越しにわかります。 体感的には涼しくもあり、冷たくもあり、といった感じ。いいですね!

ファン付きの服に慣れている私としては、回転音やモーター音がしないのがすごくいい! (ファン付き服は、「弱」の時は回転音はあまり気にならないのですが、「強」にするとちょっと相手の声や指示が聞こえづらくなります)

水冷服は、私たちのように複数人で外作業をする人によいのではないでしょうか。

画期的な水冷服。

しかし、すでにファン付き服を持っている方、もっと日常で使いたい方にはどういう部分がおすすめなのでしょう……?  知りたいですよね!

ワークマン広報の伊藤さんに、水冷服とファン付きウェアの違いを聞いてみた

そこで、ワークマン広報の伊藤さんにお話を伺っちゃいました!

「ウィンドコアアイスマン水冷服」なら、「ファン付きウェア」で補えなかったシーンをカバーできるそうです。代表的なシーンは2つ。

水冷服のいいところ①「気温35度以上の日」に大活躍!

「1つめのシーンは、気温が35度以上のときです。そもそもの外気が熱いため、ファンを回しても熱い空気が回るだけ。涼しく感じにくいです。しかし水冷服なら冷たい水がチューブの中をめぐって体を直接冷やすため、涼しく感じます」と伊藤さん。

現在、東京では最高気温が35度を超える日も出てきました。暑さが厳しい8月以降にこそ、水冷服が活躍しそう!

水冷服のいいところ②日本の”多湿”の気候にあっている

「もう1つのシーンは、ジメジメと湿度が高い時です。そもそもファン付きウェアは、体の汗を風で蒸発させることで、体温を下げています。ジメジメした多湿の場合だと、汗が乾きづらいので体温を下げられません。水冷服は日本の多湿の気候に向いているんですよ」と伊藤さん。

ところで「ファン付きウェアアイテム」の発売数や認知度が上がる中、なぜ新たにワークマンは水冷服を開発したのでしょうか。

水冷服をコラボ開発した理由

この「ウィンドコアアイスマン水冷服」は、「山真製鋸 株式会社(以下、山真)」とワークマンがコラボをして作成したアイテムです。

「去年、様々な会社から発売された水冷服。ファン付きウェアでカバーできないシーンに課題感を持っていたので、すぐに注目しました。しかし、どれもとても素晴らしい商品ですが、2万円以上という価格は、消費者にとって高価かもしれません。機能面で安心できる山真さんにお声がけし、低価格な製品化をめざしました」と伊藤さん。

両社の企業努力があり、価格は16,800円に。コスト削減できたポイントは、約900店舗展開をもつワークマンだからこそできる大量生産でした。

酷暑日や厨房、キッチンで活躍

37度以上の酷暑日や、多湿時にはより効果を発揮する水冷服。

他にも水冷服が向いているシーンがあります。 たとえば、キッチンや厨房。暑い中、火を使う作業はとても辛いですよね。体が冷やされるので、作業が少し楽になります。

キッチンは、凍ったペットボトルや氷が用意しやすいのもメリットかも。

他にも日常使いするなら、ウォーキングや釣りなどのアウトドアにも良さそうですね。

DIY活動で言うと、木屑、粉、土が舞う作業時にも水冷服が活躍します。 ファン付きウェアのように、粉が舞う心配がないからです。

さらにファン付きウェアは、空気で服がふくらむことがないので、見た目を気にする方にも向いているかな。スタイリッシュに服を着こなしたい方や、制服の下に着たい方に良さそうです。

また、個人的にはふくらんだ服で視界が遮られないのは大きなメリットでした。不器用なので、高所作業中や工具を使用する際に、手元が見えなくなるのは怖いんです。

バッテリーがとても長くもつのもポイントです。 連続使用なら約7時間、「20秒作動-1分30秒停止」モードなら約25時間稼働します。長時間、暑い中での作業にもとても向いていそうです。

さらにバッテリーがすっごい軽いので、長時間装着してもストレスが少ないです!(感動もの)

私たちの今年の作業には水冷服がが向いてそう!

私たちは現在、石膏ボードや木材を使用した作業を多くしています。石膏や木屑がボロボロこぼれたり、掃除すると宙を舞うことも……。ファンを回すと、目や口に入るかもしれません。

37度超える日の作業もありそうだから、今年はファンを回さない水冷服を使うことが増えそうです。 もしくは、ファン付きウェアと水冷服を気候や作業に合わせて使い分けていきたいかな。

こんなに涼しくてメリットもある水冷服、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人
ミセスイオン、ワークマンマニア
ヤギコ

大好き過ぎて、週7回イオンにかよっています。ワークマンのお洋服も春夏秋冬、溺愛しています。

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