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知ってると新年からカッコいい♪初詣の神社やお正月飾りでよく見る”白いひらひら”の名前とその意味!

  • 2023年01月04日公開

初詣などで神社に行くとよく見かける白いひらひらのアレ。しめ縄についていたり、鏡餅やしめ飾りなどのお正月飾りにもついているのを見たことがあるという人も多いはず。実はこの白いひらひらにはちゃんと名前があることをご存じですか?

「子どもに教えたいモノの名前」シリーズ第14弾は、神社のしめ縄についている白いひらひらの名前について出題します。

Q.白い紙の正式名称は?

【ここでヒント】
漢字はその見た目のまま「紙が垂れる」と書きます。読み方はちょっと難しいかも…? 正解は…





「紙垂(しで)」でした! 紙垂が正式名称ですが、単に「垂」と書くこともあれば「四手」、「四垂」と書くこともあります。

紙垂(しで)の意味とその由来は?

紙垂には「清浄・神聖」、しめ縄には「結界・魔除け」といった意味があることから、紙垂がつけられたしめ縄は「神様が住んでいる神聖な場所」を示しています。
これが貼られているところには不浄なものは入れないとされていて、鏡餅やしめ飾りにつけられた紙垂にも、悪いものを寄せ付けないという意味が込められているんです。

紙垂の由来となったものがあの有名な「天岩戸(あまのいわと)神話」の中に出てきます。榊の枝に木綿や麻の布を垂らした「丹寸手(にきて)」と呼ばれる布で、それが紙垂の原型となり、時代とともに今の形になったといわれています。

紙垂は何かの形に似ていますよね…?
そう!稲妻の形に似ているんです。
しめ縄は豊作を願って神社に奉納されていたため、しめ縄の太い部分が雲、垂れ下がっている房が雨、紙垂は稲妻として、古来から豊作を呼ぶとされている雷を表しているのではないかという説があります。いわれてみると、確かにそう見えますよね!

紙垂にはいくつか流派がある

実は紙垂にはいくつかの形があり、流派によってもその作り方が変わってきます。代表的なのは吉田流、白川流、伊勢流の3つ。ちなみにこの記事の1枚目と2枚目の写真は吉田流、3枚目が白川流、こちらの人形のような紙垂は伊勢流です。

折り方やギザギザの数に違いがあるので、いつも行く神社の紙垂の形や数をちょっと気にしてみてはいかがでしょうか?新しい発見があるかもしれません!

***

紙垂はコピー用紙や半紙を使って、おうちでも作ることができます。半分に折った紙に互い違いに切り込みを入れて、手前に折っていくだけととっても簡単。大掃除が終わった神棚や鏡餅につければ、年神様をお迎えする準備はバッチリです!
詳しい作り方はYouTubeなどでも見れるので、年末のおうち時間におやこでぜひチャレンジしてみてくださいね。

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